現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産27 > 1095.html ★阿修羅♪ |
|
7月10日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のドイセンベルク総裁は10日、フランクフルトで開催されたECB政策委員会後に記者会見し、一部のアジア諸国政府の通貨政策は世界の経済成長を阻害するリスクを伴う「重大なマクロ経済的不均衡だ」との見解を示した。
同総裁は「アジアの規模の大きい成長国」は、「経済動向が米国とかなり異なるにもかかわらず、自国通貨を米ドルに連動させる為替政策を取っている」と指摘した。
日米欧から通貨切り上げを迫られている中国は、人民元を1995年に1ドル=8.2770人民元に固定して以来、貿易黒字は過去最大を記録し、外国からの直接投資も急増している。過去1年間の米ドル安・ユーロ高は中国の輸出競争力を一段と高めた。豪コモンウェルス銀行(ロンドン)のエコノミスト、カーネル氏は、「ドイセンベルクECB総裁が人民元相場の再評価を望む欧米からの期待を踏まえてこうした発言を行ったことは疑いない」と語る。
フランクフルト John Fraher 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo
Last Updated: July 10, 2003 21:56 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=arLx37VE6qvA&refer=top_kaigai