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日銀が10日に発表した6月の国内企業物価指数(速報値、2000年=100)は94.8と、前年同月比で1%下落した。暖房用の重油の価格低下などで石油・石炭製品の上昇幅が縮小。パソコンなどの価格も下がった。国内企業物価の下落は2000年9月以来、34カ月連続で、デフレ基調が続いている。
企業物価は出荷・卸売り段階での価格を表す経済指標。6月の前年比の下落幅は前月と同じだった。イラク戦争をにらんだ原油高騰の影響がなくなり、企業物価の下落幅は再び拡大。前月比では6月は0.1%の低下で、3カ月連続のマイナスとなった。
項目別にみると石油・石炭製品は前年比1.4%の上昇。プラス幅は5月の4.6%から縮小した。原子力発電所の停止に伴う電力用C重油の増産で、暖房用のA重油の生産も増え、需給が緩んだため。価格競争が激しいパソコンを中心とする電気機器は7.3%の下落。自動車部品などの輸送用機器は1.9%の下落となった。 (11:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/index20030710AT1F1000A10072003.html