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除草剤耐性雑草が侵入 不耕起農法の拡大で/米国ミズーリ州(15日)
農薬のグリホサートは、米国ミズーリ州の農家が一番使っている除草剤。最近、彼らにと
って良いニュースと悪いニュースが飛び込んできた。ミズーリ大学農学部がこのほど発表し
た資料から明らかになった。
良いニュースは、「ラウンドアップ(グリホサート)」耐性のワタの品種改良が進んでい
ること。「ラウンドアップ」耐性大豆の場合、大豆が成長してからもグリホサートを散布で
きるが、ワタの場合、四葉期の後は使用できない。これが「二年以内に大豆並みの便利な種
子が実用化される見込み」とミズーリ大学のアンディ・ケンディッグ氏は説明する。
一方、悪いニュースとは、グリホサート耐性の雑草が、隣のテネシー州から、いよいよ侵
入してきたことだ。全米で広がりつつある不耕起農法とグリホサートに依存した雑草管理を
続けてきたことが、「耐性雑草の温床になってきた」と同氏は指摘する。
長年同じ除草剤を使い続けると、結局は耐性の雑草を生み出す。「いくつかの除草剤をで
きるだけ交代で使うような工夫が必要だ」と同氏は農家に呼びかけている。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash03061608.html