★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 議論12 > 596.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
副島先生に破門された私ですが、副島先生を応援したい 明治維新編
http://www.asyura.com/0306/dispute12/msg/596.html
投稿者 朝日昇 日時 2003 年 9 月 02 日 00:04:44:laCv3EEPfsYw.

1904]緊急版『屈指至極な、文筆家、副島 隆彦 道場主、Linuxism氏を、添削する。』 投稿者:白金 幸紀(しろがね ゆうき))会員番号 1738番投稿日:2003/09/01(Mon) 23:16:26
気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板
http://soejima.to
『[3213]Linuxism(リナクシズム)君の文章に、私が手を入れてあげた。これで正しい副島隆彦理解である。 投稿者:副島隆彦投稿日:2003/09/01(Mon) 10:04:37 』
より、

・・・・・転載、開始>>>
副島隆彦です。 私は、家にいる限り、毎朝、ネットを開いたら、ここの「学問道場」の各掲示板を巡回する。

今日は、私のあまりよい弟子ではない(勝手な、飛び散らかしの頭をしているから)リナクシズム君の文章が眼に止まった。

それで、彼の実に下手くそな日本語文章を、私が、朱筆(推敲の筆)を入れてあげる。

その内容が、今、私が熱中していることに一応正しく反応したから、といううのが理由である。

他の、ここの優れた書き手たちの文章も、そろそろ順を追って、各掲示板ごとに賞揚しなければならないと思うようになった。

私の眼力にかなった者たちから順番に、まとめて、知識人として育ててゆく。それが、この学問道場の本来の、人材育成の本旨である。

文章を、根気強く、着々と書いて発表してゆくことが出来ない者たちは
、結局は脱落する。私は、それを助け上げることはいちいち出来ない。

 倦(う)まず弛(たゆ)まず、真剣に小論文を書いて、ここに発表してゆけない者は、いくら勝手に自分の頭の中だけで、自分の能力を過大評価してみても、それは誰も認めない。

書き散らしのご挨拶文や、短文の印象批評などでは駄目だ。そんなものはいくら書いて集めても、よくてエッセイスト(随筆家)の趣味の文章だ。私は、これからの日本の本物の知識人を育てるために、この学問道場を開いているのであって、ここは、言論と思想の真剣勝負の場だ。

いい加減な思いつきの書き散らしなどは、すぐに蹴倒されて、私が高弟だと判断する者たち30人ほどの優れた者たちからは、即座に能力判定されて、歯牙にもかけられなくなる。

幕末の蘭学塾や、正統派の儒学や異端の国学塾の塾生たちの切磋琢磨の厳しさを、そろそろここのみんなに私は、直接指導しなければならなくなってきたようだ、と考えるようになった。

剣術道場での竹刀(しない)や木刀の握り方の指導のように、文章の書き方指導から、ひとりずつ稽古をつけてやろう、と思うようになっている。「人に文章を読んでもらって、分かって貰って、感心してもらうには、どのように書くのか」を、私が、ひとりひとり文章添削(推敲の朱筆要れ)を、やってあげなければならないと、決断した。

ものになりそうな、ひらめきや鋭さを含んだ文章を書いてきた者たちの
文章を、機会を捉えて、添削してあげることで、一気に腕を上げる者は、あげるだろう。私が、3回も赤ペンをいれてあげれば、分かる能力のあるものは、すぐに分かって上達する。何回か教えても、分からない愚鈍な者は、そのまま捨てておく。

今日は、たまたま、リナクシズム君の文章が、率直であり気に入ったので、全面的に赤ペンを入れてあげます。一字一句、句読点にいたるまで、何度も読み返して、「そうなんだ。ここまで、丁寧に、しつこく
書かないと(文章の主語の、「私は」とか)人から読んでもらって理解してもらえることはないのか」と、よくよく肝に銘じなさい。

理科系の技術者たちによく見られる傾向だが、文科系的な社会・政治問題の話になると、とたんに、完全に肩の力を抜いて、おしゃべり放題の、つまらない、おかしな文章を書く者が多い。
文科系の人間たちをなめているのか。と思わせる下手くそな文章だ。
リナクシズム君の原文がまさにそうだ。「のような」というあいまい表現を、思いつきで、書き散らすものだから多用する。日本人の気弱さを持ったバイリンガル系の宙ぶらりん人間によく見られる文章でもある。

ここの読者は、「ふじむら掲示板」に書かれている、リナクシズム原文と、私が、全面的に手を入れた文章との比較を、厳密にやって御覧なさい。これほどに、書き言葉でやる思考の正確な理解というのもは、明晰・明瞭・明確であるべきものなのか、と自覚を新たにするだろう。

自分の為になる情報を、ここのサイトにただで貰いにきて盗み読みしているだけだ、というドロボー人間や、副島隆彦が若い人たちを育てるのを自分も加勢したい、と思わないよな志(こころざし)の低い人間は、ここには来るな。目障りだ。

理科系の人たちは、専門の論文を書くことになると、襟を正してしっかりした文章を書く。自分の日本文をそのまま英文に逐語訳で直しても通用するような硬質な文章を書ける。それは、私たちの抱える「人類月面着陸問題」の優れた戦力である、PBS君、ジョー君、横山君らのすばらしい文章を読めば分かることだ。サイエンス(近代学問)の手法で真実を穿つ、ということの迫力に満ちている。

だから、理科系人間の皆さんは、以後、「ふじむら掲示板」のリナクシズム君の文章と、以下の私の全面赤ペン入りの文章を、よく参考にして、自分の文章の上達のお手本としなさい。

アメリカの金融ユダヤ人どもの手先をやっている中村大吾(マイク)君が、まだそろ、帰ってきて投稿している。今度は東京勤務になっているようだ。まずここの会員になりなさい。仮名のままでいいですから。

それから書きたいように書きなさい。ただし、君の文章も、リナクシズム君と、まったく同じような、へたくそ日本文だ。私が、そのうち推敲してあげます。 君は、エピソードやアネクドートと入れて、自分の体験談を書くと生き生きした文となって、読む者の共感を呼ぶが、本来、抽象能力や、思想を語る観念力が少し弱いので、それでリナクシズム君と同じで、「舌足らず」(差別用語か?)になって、読み手が困難を感じる。「即興で、冗談で書いているのだから、かまわないよ。副島にそんなことは言われないよ。冷やかしに来ているだけなのだから」などと言うなよ。せっかく自分の労力を割いてここに出没しているのだから。

私は、このようにして、今後は、見込みのある弟子たちの文章に、朱筆・赤ペン入れをやることにした。それが、学問道場の本旨でもある。
私たちのこのサイトを、ただの情報収集用の、ご意見サイトだ、などと
なめたことを考えている者たちにも、そろそろ、自分の成長を促そうと思う。

副島隆彦拝

(手入れ後、転載貼り付けはじめ)

私、副島隆彦のぼやき「470」と「467」を読んだ反応で、私が期待していたとおりの文を、荒っぽく書いてくれたリナクシズム君(理科系の技術者で、帰国子女(リターニー)の頭がすこし、二文化間で宙ぶらりん人間である人)の文章に私、副島隆彦が手を入れた。

・・・・・・・・転載、終了>>>>


私自身、きちっと、自覚しなければならない。しっかりと、きちっと、真剣に、やらなければ、ならない。

上記の、この、重たい掲示板での、副島 隆彦 道場主による、このたびの、文筆。そして、動向。

いつになく、私自身に、まことに、至極、貴重な、契機を、与えてくださった。

副島道場主、そして、Linuxism氏、へと、私自身、深く、感謝、する。そして、深く、お礼、を、申し上げる。

愚生、怠慢、私自身、自戒しつつ、奮闘していこうと、決断した。

--------------------------------------------------------------------------------
[1903]緊急版『屈指至極な、文筆家、副島 隆彦 道場主、Linuxism氏を、添削する。』 投稿者:白金 幸紀(しろがね ゆうき))会員番号 1738番投稿日:2003/09/01(Mon) 23:06:28
<Linuxism氏、文筆>>
私が知っている明治史観は以下のようなもので、すべて司馬遼太郎の本から得たものだ。
<副島道場主、添削後>>
私が知っている明治史観は以下のようなものである。すべて司馬遼太郎の本から得たものだ。
<Linuxism氏、文筆>>
まず、清国がアヘン戦争で敗れ、度肝を抜かれた薩長など、南の方の藩は特に薩摩は、自前でもくしくは密輸で蒸気船などを作っていて、勝てるかもしれないと思っていたが、負けた。そこで、長州藩も似たような経験をした。

<副島道場主、添削後>>
まず、1842年に、清国がアヘン戦争でイギリスに敗れ無理やり開国させられる。この事態に、度肝を抜かれた薩長など南の方の藩、特に薩摩は、危機感を募らせた。

<Linuxism氏、文筆>>
そこで、浪人の坂本竜馬が、商社を作って、金儲けをして、その御金で、ちょうど、数年前に終わった南北戦争で使われた銃剣などを大量に上海経由で仕入れた

<副島道場主、添削後>>
そこで、浪人の坂本竜馬が、商社を作って、金儲けをして、その御金で、ちょうど、アメリカで数年前に終わった南北戦争で使われた銃剣などを、大量に上海経由で仕入れた。これで、徳川幕府軍の長州征伐に、長州は勝って、それで「薩長同盟」が出来て、それで倒幕、明治維新となった。

<Linuxism氏、原筆>>
私が司馬本を読んでもっとも参考になったのは上記太字のところだった。これだと、兵器の優位性を見抜いた明治の織田信長のような英雄となるが(私が考えるに、兵器の優位性だけが重要、兵器が優位であれば、何倍の敵も倒せるし、国を乗っ取ることも可能、もし今から日本がそういう兵器を開発したら世界を征服してもおかしくないとすら思う)


<副島道場主、添削後>>
私が司馬本を読んでもっとも参考になったのは、坂本竜馬活躍のところだった。これだと、竜馬は、最先端兵器の優位性を見抜いた、”明治の織田信長”のような英雄となる。私が考えるに、兵器の優位性だけが重要、兵器が圧倒的に優位であれば、何倍もの敵も倒せるし、ひいては国を乗っ取ることも可能だ。もし、このことを現在の日本に置き換えて考えてみても、現在の日本がそういうびっくりするような最新先端兵器を開発したら、世界を征服することだってありうるし、そうなってもおかしくないとすら思う。


<Linuxism氏、原筆>>

上記のようなことは、司馬本に書いてある。しかし、副島先生の考えだと、坂本竜馬はいわゆる、大英帝国の「手先」のような?ものとなり、英雄とはならない。となる。


<副島道場主、添削後>>
上記のような「当時の最先端の兵器を、薩長が手にいれていたから、幕府に勝てた」ことは、司馬本に書いてある。しかし、副島隆彦の考えだと、坂本竜馬らはいわゆる、大英帝国の「手先」のようなものであり、決して英雄とはならない。となる。


<Linuxism氏、原筆>>
つまり、どっちの側について働いていたのか?というのが重要で、ダブルスパイのような形であったのか?


<副島道場主、添削後>>
つまり、竜馬たちは、どっちの側について働いていたのか? 日本国の利益か、イギリスの日本支配の為の人材だったのか。このことが重要である。坂本竜馬たちは、ダブル・スパイのような形であったのか?


<Linuxism氏、文筆>>
たとえば、最近の竹中氏がハバードと組んで、どちらの側にいるのか?がわからないように、何かそういう裏のところをさかのぼって、英米帝国式属国管理マニュアルのようなものを、「暴いて見せよう」というような気概が感じられる。

<副島道場主、添削後>>
たとえば、最近の竹中平蔵・経済金融大臣が、ブッシュ政権のハバードCEA議長と組んで、どちらの側にいるのか? がわからない。この事と同じように、何かそういう裏のあるところをさかのぼって調べて、英・米帝国式の”属国管理マニュアル” のようなものを、「暴いて見せよう」というような気概が副島先生には感じられる。


<Linuxism氏、文筆>>
西郷隆盛は最後には、いわば旧体制派について、死ぬが、何か最近の亀井静香候補のような、何かパターン的に似ているような気がする(全く同じだとは言わないが)。

<副島道場主、添削後>>
西郷隆盛の場合は、最後には、いわば旧体制派(徳川幕府体制の擁護派)ではなくて、尊皇攘夷派という日本の伝統的支配である天皇体制の擁護派であり、最後には、この尊皇攘夷思想という純粋愛国思想を裏切ることが出来ずに、大英帝国の手先になった者たちと戦って死ぬ。何か最近の、日本の警察官僚組合代表の亀井静香が、自分もかなりアメリカの手先をやったのだが最後にはどうしても同僚の日本官僚たちを裏切れずにアメリカの手先派と戦って敗れてしまう、というパターン的に非常に似ている気がする。


<Linuxism氏、文筆>>
恐らく、スーダンのエジプト時代から続く王国がイギリス軍を破ったというような、昨日ちょうど、ケーブルテレビでそのことをやっていたので、驚いたが、そういうのをたくさん見て、一連のケースに「お決まりのパターン」があるところを見抜いたのだろう。そういう副島先生の細かさには、いつも、「びっくりする」ことがある。そもそも、「覇権アメ」なんて本は、よほど細かい神経をしていないと到底かけない。ちょっと悪い言い方をすればオタクのようなものだ(<−ここは削除してもよし)。


<副島道場主、添削後>>
私は、たまたま昨日、ケーブルテレビで、かつてスーダンで、イギリス軍と戦って現地人たちが勝ったことがある、という番組を見た。当時は、イギリスがエジプトを植民地にしていた時代で、「その頃、スーダンに出来たイスラム教の過激な王国が、イギリス軍を破った」という内容の番組だった。本当に副島隆彦が、ぼやきの「47」で書いていた通りだった。内容そのままのことをやっていたので、私は驚いた。そういう番組をたくさん見ると、これらの歴史上の事件や政争や局地戦争には、一連の「お決まりのパターン」がある。ここを副島隆彦は、鋭く見抜いたのだろう。そういう副島隆彦の細かさには、いつも、”びっくりする”。

そもそも、「覇権アメ」という本は、よほど細かい神経をしていないと到底、書けるものではない。。ちょっと悪い言い方をすれば政治思想オタクとでも呼べる人だ。


<Linuxism氏、文筆>>
こないだのノーベル賞の田中さんだって、恐ろしく物事を細かくみる人だ。こういう人を大事にしなければならない、という風に思った。ちなみに、イギリスという国はどうも、そういう人が大切にされる国のように見える。


<副島道場主、添削後>>
こないだのノーベル賞の田中さんだって、恐ろしく物事を細かくみる人である。私と同じバイオテクノロジー系の分子構造の研究をやっている人なので私にはそういうことがよく分かる。 日本は、こういう異常に細かいことに熱中できる人を大事にしなければならない。 ちなみに、イギリスという国は、どうも、そういう才能のある人々を大切する国のように見える。


<Linuxism氏、文筆>>
最大の論点は、やっぱり、属国・日本論・明治上海編で出てくるインナーサークルというもので、私は結局は兵器の優位性に尽きる(第二次大戦も日露戦争も同じ)と思っているが、「帝国の世界管理手法」といった観点で研究をする場合、こういった敵の中に少数の味方を作るといったようなやり方は非常に参考になるとも思える。


<副島道場主、添削後>>
最大の論点は、やっぱり、副島隆彦の属国・日本論・幕末明治維新編で出てくる、当時の上海を軸にした「インナーサークル」というものの存在である。 私の見方では結局は、前述したとおり、先端兵器の優位性を自覚した方が勝つという考えに尽きる。第二次大戦も、日露戦争も同じだ。

それを、副島隆彦がやろうとしている大きな理論枠組みである「帝国の世界管理手法」といった観点から研究する場合は、単に先端軍事兵器(今で言えば、まさしく核兵器である) を早く入手した方が勝ちだ、というだけでは済まないだろう。

大きく「政治と経済」という枠組みを設定して、経済・金融の場面での、それらの先端兵器を購入したり、最新式の軍隊を養うだけの資金、軍事費を、一体、彼らは、どのように入手したのか、という観点に注目することになる。

多額の資金を、見返りなしで、ただでくれる勢力はどんな時代にも存在しない。

副島隆彦が書いている、「(自分たちが支配しようとしている)敵の中に少数の味方を作る」といったやり方は、今を考えても、非常に参考になる。


<Linuxism氏、文筆>>
恐らく、イギリスの帝国経営がスペインなどよりうまくいったのも、そういった裏工作などをやって、当時の基準としては、かなり面子をたててやって、属国とする、といったような策略が見えてくる。ただ幸運にも、日本はイギリスからもっとも遠い国だったので、いきなり荒治療をされるようなことはなく、じっくりと料理された感がある。ある種、地政学的にラッキーだったといえる。


<副島道場主、添削後>>
恐らく、19世紀のイギリス帝国の世界経営が、その前のスペイン帝国などよりうまくいったのは、そういった裏工作を世界各地域でやって成功していたからだろう。 当時の基準としては、自分のそれぞれの属国や植民地で、そこの民族指導者(国民政治家)たちの面子をかなりたててやって、その上で上手に属国とする、といったソフトな管理策略が見えてくる。

ただ幸運なことに、幕末の当時の日本は、イギリスからもっとも遠い国だったので、エジプトやインドや南アや中国のように、いきなり荒治療をされるようなことはなく、じっくりと料理された感がある。この意味では、地政学的に日本はラッキーだったともいえる。明治維新から後のイギリスの日本支配は、表面上は全く見えないままだったのだから。


<Linuxism氏、文筆>>
最後の将軍、徳川慶喜も、薩長軍に無条件降伏をするという、賢明な手段を使って、危うく、恐らく、幕府側についたフランスにインナーサークルを幕府側に作られて、国家分断の危機もありえたと思うが、そこで、恐らく、忘れていた和の精神が発揮されて、「しょうがないけれど、兵器の優位性で勝ち目はないのだから、しばらく属国になろう(さて、どっかで聞いたような、、->戦後の日本と同じである)」となったのでは?


<副島道場主、添削後>>
最後の将軍、徳川慶喜も、薩長軍に最後には無条件降伏する(ひたすら恭順する路線)という、それなりに政治的には賢明な方針を採った。この事で、幕府側についていたフランスに、内部にインナーサークルを幕府内に作られていた(それが、勝海舟だ) ことで、「江戸城の無血開城」で、国家分断の危機を回避した。ここで、忘れていた”和”の精神が発揮されて、薩長同盟の背後にはイギリスの強力な軍事力があるから、とても勝てない、と幕府側 (外国・勘定奉行だった小栗忠順らの本物の愛国派)には分かっていたのでだが、「しょうがない。先端兵器の優位性ではとても勝ち目はないから、しばらく属国になろう」という判断になった。そうすると、このことは、戦後の今の日本と同じなのではないか?


<Linuxism氏、文筆>>
 まあ、当たり前のことを言っているかもしれない。副島先生の属国明治編は、当時の様子と、戦後の様子と、今の様子を、たとえば井上馨(超開国論者、和服をやめ、洋服を着るように、とか鹿鳴館でわざわざダンスをするように進めた)と
吉田茂を比較したり、現在でいえば、超開国論者としての榊原-竹中、などと、当時の大久保、伊藤、などを比較し、そういう風になると、ホントに誰も反論できなくなるというか、本物の「今でもためになる歴史」のような感じで、副島先生の恐ろしいほどの細かさを持ってすれば、恐らく先生が原住民の呪い師と呼んでいるような人や、私のような中途半端なのや、司馬崇拝のような人も含めて、「みな、もう一回考えざるをえないような貴重な本」ができるかもしれない。などとプレッシャーをかけてはいけないな。。


<副島道場主、添削後>>
 まあ、私は、今、ここの読者たちにとっては、すでに至極当たり前のことを書いているかもしれない。副島先生の属国・幕末明治維新編は、140年前の当時の様子と、戦後の様子と、今の様子を刺し貫いて、一本の大きな柱で描ききっている。

たとえば初代内閣総理大臣の伊藤博文(俊輔)とずっとコンビを組んで、イギリスの隠れた代理人を勤めた井上馨(いのうえかおる、内務卿。 超開国論者)が典型である。。

「みんな和服をやめ、洋服を着るように」とか、自分で鹿鳴館を作って、元勲や高官たちの奥方たちを集めて、洋風に着飾らせて、わざわざダンス=大舞踏会を開いた。

このように”文明開化”を推し進めた。

井上馨(若い頃は、聞太=ぶんた と名乗っている)は、維新後に、西郷隆盛から、「三井(=ロスチャイルド)の番頭どん。まあ、一杯いきもんそ 」 と酒を酌み交わして、嫌味を言われている。(副島隆彦 後記)

それと、後の吉田茂を比較したり、現在でいえば、”現在の超開国論者”と言うべき、榊原-竹中ライン(アメリカの手先派)、などと、当時の大久保利通、伊藤博文たちを比較してみると、ホントに誰も反論できなくなる。

これこそまさしく、本物の「今こそ日本人のためになる歴史」だ。 

副島先生の恐ろしいほどの細かさを持ってすれば、恐らく先生が”原住民の呪い師ども”と呼んで蔑(さげす)んでいる日本知識人たちや、私のような中途半端なのや、司馬遼太郎崇拝のような人々を含めて、「みな、もう一回考えざるをえないような貴重な本」が、副島隆彦によって書かれることになるのだろう。


<Linuxism氏、文筆>>
しかし、最近わかってきた。副島先生が凄いのは、驚くべき記憶力と、細かさだ。あんな「覇権アメ」のようなものは普通の人では絶対書けない。記憶力がついていかない。あとは細かさで追いつけない。こういった意味で、私は先生は天才の部類なんだろうと思う。ただ、あまりにも多く知っているので、その記憶の断片をどのようにまとめるかで、才能があるために、背負うものが大きいのだろう。そんな風に思うようになった。

そろそろ、英米帝国の知識が溜まってきて、頭脳の中で蒸留されて、よい頃合になって、熟してきたのであろうか??それこそは、ひょっとして、世界が待望する??まあ、この辺にしときます。。


<副島道場主、添削後>>
最近ようやく、わかってきた。副島先生が凄いのは、驚くべき記憶力と、細やかさだ。
 
 あんな「覇権アメ」のようなものは普通の日本知識人では絶対に書けない。記憶力がついていかない。あとは細かさの点で追いつけない。こういった意味で、私は先生は天才の部類なんだろうと思う。

ただ、あまりにも多くのことを知っているので、その記憶の断片をどのようにまとめるかで、才能があるために、かえって背負うものが大きいのだろう。そんな風に思うようになった。

 いよいよ副島隆彦の頭の中に英米帝国の知識が相当に溜まってきて、それらが頭脳の中で蒸留されて、よい頃合にブレンドされて、熟してきたのであろうか? 

それこそは、ひょっとして、日本国が待望する大著になるか?


・・・・・・・・・・・・・・・・
気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板

『[3213]Linuxism(リナクシズム)君の文章に、私が手を入れてあげた。これで正しい副島隆彦理解である。 投稿者:副島隆彦投稿日:2003/09/01(Mon) 10:04:37 』
http://soejima.to/boards/bbs.cgi?room=sample1

ふじむら掲示板
『[4012] 明治史観? - 投稿者:Linuxism 投稿日:2003/09/01(Mon) 02:09:17』
http://soejima.to/boards/gb.cgi?room=undefine
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 次へ  前へ

議論12掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。