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(回答先: 合理化とは何か? 資本主義国家に未来はない。 投稿者 とっぽ 日時 2003 年 8 月 08 日 20:38:10)
朴用晟(パク・ヨンソン)大韓商工会議所会長が「韓国はこれからどうやって生き残れるか、先行きが真っ暗だ」と述べた。これはただの恐喝ではない。「どうやって生き残れるか」は、昨今の韓国に与えられた最大の解決課題なのだ。
路頭に迷う若者失業者だけを見てもそうだ。若者4人に1人の割合で就職できずにいる。第3四半期に採用計画のない企業が76%に達するという労働部の調査結果も出ている。
就職しようにも履歴書すら出せないというものだ。仕事を創出できず、国民に生計を立てる道を開けないのが、この国の現実なのだ。
企業は企業なりに「経営が立ち行かない」と不満を漏らしている。生産性を上回る賃上げと政府規制、中国との競争などが企業の経営を苦しくさせている。
世界市場の熾烈な競争の中で生き残るためには、一刻も早く海外にシフトするしかない状況だ。このため、企業に仕事を創出する余力がないのも当然だ。
これに加え、最近現代(ヒョンデ)自動車の労使が合意した賃金団体交渉の結果は、企業にまたもの試練を予告している。現行の労働条件を維持した週休2日制の即時施行と労組の経営参加の許容は大多数の企業に事業場閉鎖を迫るも同然だ。
にもかかわらず、労組は現代自動車の「モデル」を拡散させるための大々的な攻勢をかけている。週休2日制と経営参加が法制化することを待つのでなく、力ずくで押し通すことでより多くのものを手にいれようとする狙いだ。
この現実が企業競争力を低下させ、経済が崖っぷちに追い詰めている。国内企業までもこの国を離れる状況で、外国企業はなおさらだ。このままでは失業者の絶望と苦痛が韓国社会を覆うことになるはずだ。
企業が生き残ってこそ経済が生き残り、仕事も創出できるものだ。生きて行ける道の答えはここで見出すことだ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/08/08/20030808000077.html