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(回答先: 質問です。下の質問の続きです。誰か答えて下さい。お願いします。 投稿者 エンセン 日時 2003 年 8 月 04 日 20:45:22)
実は、私は何を隠そう世界支配層の一員である。これまで、数々の革命や戦争を扇動し、民衆をだましてきた。これまで、我々の支配システムに気づいた奴は容赦なく、秘密裏にあの世へ送ってやった。学者と言えども例外ではない。アメリカの社会学者のC・W・ミルズは「パワー・エリート」というトンでもない本を書きおった。あまりにも正確に冷静に、アメリカの支配層を暴露しよった。奴は、ボートで鍛えた頑強な肉体をもっておったが、心臓発作ということであの世に送ってやった。われわれの周辺でうろちょろする奴は、ほうっておくが、核心に迫ってくる奴は容赦はしない。
これまで、真実に気づいた奴も少数にすぎず、大いなる力を持つまでには至らなかったが、最近はインターネットとやらの発達で、我々の支配システムに気づく奴らが増大しつつある。私は、最近阿修羅の投稿情報の鋭さ、洞察力に脅威を感じざるを得なくなっている。これは、由々しい事態である。
特に、「あっしら」とか言う奴は許すわけにはいかない。同好の間でうだうだしゃべているだけなら可愛いもんだが、インターネットで多数の民衆に真実を知らせて貰っては困るのだ。ロシア革命が、現在の貨幣価値で760兆円に相当する1917年当時の2億正金貨ドルの融通の仕方を我々が国際金融ネットワークで解決し、大損こいたのがアメリカ国民だけだったなどと解説してもらっては困るのだ。そのほかに、核心に迫ってきた奴らが阿修羅で増えているようだ。一事が万事である。
我々には、世界で一流の学者、アナリスト、経済人を財力で多くを抱え込んでいる。その多くは支配されているなどという自覚は持っていない。我々の計画に沿った業績を上げるものには、それぞれ各国の有名大学のポストやマスコミへの登場の機会をそれとなく用意してあげる、研究費も存分に各種財団支給できるようにする。奴らは、何を勘違いしているのか、すべて自力で手に入れたと思っているが、そうではない。我々が用意してやったのだ。我々には、それを可能にする財力を持っている。大革命や戦争、経済事象を自由にコントロールできる位なのだから、他は押して知るべし。
今後我々が、進むべき計画を策定すべく、スイスのルガノという湖畔の避暑地に集まった。レポートの依頼は、それぞれの学問分野の一流の学者に委託した。目的は伏せてある。連絡のやり取りはメールを利用して極秘に行った。それぞれの分野での正確な現状分析と将来計画についてレポートしてもらったのだ。
このレポートは、『ルガノ秘密報告』としてまとめることができた。世界を支配する者なぞいるのか?いるのだ。戦争はなぜなくならないのか?世界の多くがなぜ飢えているのか?その疑問にこの秘密報告書は答えてくれるだろう。
しかし、こんなことを暴露してしてしまっては、消されてしまう・・・・・・・・・
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以上、全くの架空のお話です。件名も作り物です。でも、自分が世界支配層の一員なら、どうするか、どうすべきか考えることは、「奴ら」の影響力を低下させるヒントになるかもね。拙い文章御免ください。
スーザン・ジョージが『ルガノ秘密報告』を出版し、『奴らの』計画を暴露しています。興味のある方は、是非ご一読を
スーザン・ジョージ著『ルガノ秘密報告 グローバル市場経済の生き残り戦略』朝日新聞社
本の内容:「存在しなくていい」人びとを除去し、地球人口を削減する
速い人びとが遅い人びとを追い払う
一般大衆=敗者のための民主主義を滅ぼす
スイス湖畔の町ルガノに世界一流の学問分野の人々が集い、密かにまとめた
「世界最終解決策」をスーザン・ジョージが大暴露
「落ち」もきっちりついています。
以上
阿修羅読者の皆さんならご存知かもね。