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マルハナバチさんの誘いで参加:エンセンさんの問題提起に応えて戦争って何?
目下、戦争板で激戦中なれど、少し荒れ模様が治まり、ほっとしていたところへ、お誘いがあったので、覗いてみました。
戦争板の方でも、「ブッシュ親子自作自演」さんでしたか、竹中さんの「唯物論で説明せよ」との主旨の質問に答えて、「麻薬」という「ブツ」(刑事用語の物証)を示されました。
これも一つの有力な説明で、日本の中国大陸侵略にも、謀略資金として、阿片が重要な役割を果たしています。わが電網宝庫に「噂の真相」で発表した過去の記事があります。
しかし、全体を理解するためには、人類、わが用語では、裸の猿の歴史全体を通して考える必要があります。
基本的な土台は、「唯物論」で言えば、経済です。
旧約聖書型で言うと、「アダムが耕しイヴが紡ぐ」経済から、徐々に生産力が向上すると、黒沢明監督『七人の侍』の構図で説明すると分かり易いでしょうが、農民の収穫物を狙う山賊が出現し、農民を守る侍が出て、普通には、これが支配者になり、天皇になり、封建支配の構造になります。
支配を維持する「暴力装置」が軍隊、警察、官僚などで、この連中は「山賊と同様の「寄食者」です。幸か不幸か、生産力が向上し過ぎて、必然的に暴力装置も肥大化し、戦争が日常化し、現在に至ったと考えると、分かり易いでしょう。
問題提起者のエンセンさんは、「厭戦」なのでしょうが、厭だ、嫌だ、といっても、敵の「悪魔化」技術が発達する一方で、なかなか、戦争を止めさせるのは、難しいでしょう。
できれば、あっと、ああ、また宣伝してしまうと、わが新編著『911事件の真相と背景』には、この歴史的構造を記してあります。
以下の中の「木村書店」で、目次を、ご覧下さい。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/