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(回答先: Re:質問 投稿者 牛乳瓶メガネ 日時 2003 年 8 月 01 日 02:59:49)
「牛乳瓶メガネ」というネームを拝見して、最初は???でした。勝手に推測するに、牛乳瓶メガネさんは万巻の書を読まれた末に目を悪くされ、非常に度の強いメガネをお掛けなのでしょうか。そうだとすると、お答えするのもかなり緊張します。
「長期的には、シオニストを背後で支えている多国籍金融支配層が変わるか、崩壊すればパレスチナの状況は大きく変わると考えています。この大きな変化は、必ずやって来るものと確信しています。」
この私の発言は 、もちろん確実なデータに基づいて予測したものではなく、私の希望的観測と直感によるものです。その判断理由は以下の通りです。
(1)多国籍金融支配層はあらゆる分野にして侵入し、あらゆる手段を講じて地球上の富を収奪してきました。彼らの増殖のあり方は癌に例えることができます。地球上の経済・金融のみならず、自然・文化・社会・政治も彼らに冒されています。全身を癌に冒された肉体は死亡し、癌も死亡します。多国籍金融支配層が崩壊を迎えるとき世界は大きな混乱に見舞われると思います。ただし、地球と人類は強靭な回復力を持っていますので、もちろん死にまでは至らず、新たな文化を築くことができると思います。
(2)多国籍金融支配層が築きあげてきた資本主義、金融システムは複雑怪奇なものになっています。崩壊が始まれば防ぎようもなく全世界に崩壊が波及すると思われます。
(3)一つには、コンピューターシステムの障害が崩壊の引き金になる可能性があります。
(4)二つ目は、米国あるいは日本の経済崩壊、金融崩壊が引き金となって世界に波及する可能性です。
(5)三つ目。米国と多国籍金融支配層は互いに複雑に利害を共有しあっていますので、単純な二項対立の図式を描くことはできませんが、私は両者が地下で闘争を開始していると見ています。いわば、癌と他の病の戦いです。結果は共倒れでしょう。
(6)上の闘争が表面化した場合、相手の中枢部を狙ったテロを装った核の使用も考えられます。この事態になれば核の使用は一発ではすまないでしょう。
(7)他にも、米国が今後もイスラム世界への介入(侵略)を広げた場合、世界全体を巻き込むような大きな変動がイスラム世界で生ずる可能性があります。
多国籍金融支配層は、もちろん非常に高度な情報収集能力を持ち、すでにあらゆる事態を想定した対策を持ち合わせていると思われます。怪物のような彼らでも所詮は人間です。あまりにも膨大複雑化した金融・経済システムが崩壊を始めたら怪物と言えども有効な手は打てないと思います。
栄枯盛衰は必定です。怪物の支配も必ず終焉を迎えます。