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今日のサンプロを見て強く思った。北朝鮮が近い将来核保有する可能性はきわめて高いが、運搬手段であるミサイルの開発が進んでおらず、アメリカ本土に到達するミサイルを保有する見込みが立っていない。つまりアメリカは、ミサイルを自国に打ち込まれる可能性が無いので、今騒がれている問題はアメリカにとっては杞憂であるといえる。それどころか散々阿修羅の面々に指摘されているようにむしろ問題を利用している。アメリカは上記の理由のとおり(インドパキスタンの核保有は容認したように)核保有自体はどうでもよく、それを世界支配の野望を実現させるための材料に利用している。イラクイランシリアの核の恐怖を煽って武力侵略の正当化に利用しているが、より効率的に侵略を完了するために、日本を利用しようとしている。北朝鮮の核の危機を煽ることによって有事法制を成立させ、自衛隊を米英の尖兵として利用するためである。有事法制が成立しイラクに自衛隊が派遣されれば、北朝鮮とアメリカは念願の不可侵条約を結ぶであろう(もちろん形だけの)。現時点で脅威を与えているのは日本と韓国であるのに、北朝鮮がアメリカのみを交渉相手として主張していることを見れば明らかである(アメリカは直接の当事者ではない)。日本と韓国は見返りとして北朝鮮に巨額の拠出をさせられるだろう(もちろんアメリカは一切拠出は行わない)。日本は尖兵としてこき使われ、役割が終われば捨てられる。オサマビンラディンやサダムフセインを見れば明らかである。こき使われた後で謀略に気づいてももう遅いのである。