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(回答先: Re: 朝日新聞は英米支配グループの手駒、政策推進装置・支配装置であり、左翼系でもなんでもありません。一般国民の利益を代表するメディアではまったくありません。【全くその通りです。水さんの情報提供期待します】 投稿者 海 日時 2003 年 7 月 24 日 20:57:42)
水さん、海さん、こんばんわ。
水さん、朝日新聞と船橋洋一の報告ありがとうございました。
以前から船橋の文章は論点がよくわかりませんでした。
24日朝、コンビニで買ってきた朝日新聞に掲載されている
船橋の「竹馬に乗った危なさ」を再度、読んでみました。
水さんから教えられました船橋の位置を基点に読みますと
「刷りこみ」としてのメディア・レイプ文体だと実感しました。
それで船橋の刷りこみ文体を解体してみたいと欲望がわいてきました。
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竹馬に乗った危うさ 船橋洋一
http://www.asahi.com/column/funabashi/ja/TKY200307240154.html
日英首脳会談が行われた箱根はあいにく雨模様で、「晴れればこの部屋からは富士山がよく見えるのですがね」と小泉純一郎首相は残念がった。
(● 船橋が権力機構のそばにいることの刷りこみ。)
くつろいだいでたちでということだったが、ブレア首相はネクタイ姿だった。イラクの大量破壊兵器(WMD)がいまだに見つかっていない上、英米はその脅威を誇大宣伝して戦争を仕組んだのではないか、と批判されている。英国では政府の情報操作を暴露した報道の情報源になったとの疑いをかけられた科学者が自殺、ブレア首相は窮地に立たされている。
(● 船橋が朝日幹部ジャーナリストであることの刷りこみ)
ブレア首相は、米国と共に戦うことで米国に対する影響力も確保する英国の伝統的な対米外交を追求してきた。だが、イラクではそれが裏目に出た形だ。
ただ、先週の訪米の折、ブレア首相は米議会で演説した。チャーチル、アトリー、サッチャーに次いで、その栄誉に浴した4人目の英首相である。議会は超党派で熱烈歓迎した。首相は、ビル・フリスト上院院内総務(共和党)に、ここの米議会図書館が1812年の米英戦争で英軍によって焼かれたといま告げられたところだと言った後、「ちょっと手遅れかも知れませんが、すみませんでした」と軽口を叩(たた)いて院内を沸かせた。
英米同盟には英語に加えてユーモアという共通の絆(きずな)があるのが強い。
ただ、英語圏同盟もさまざまである。
(● 英米世界権力の偉大さを刷りこみ)
ハワード首相のオーストラリアは英国以上に米国べったりだ。首相は「イスラム原理主義者が欧米的な生活様式にとって長期的な脅威」であるとし、米豪は「価値観を共有した同盟」である点を強調している。「テロ攻撃には先制攻撃も辞さない」と言ったために、イスラム人口の多い東南アジア諸国から反発を買った。米国の「副保安官」気取りのハイパー(はしゃぎ)外交は、アジアの不信感を深めている。米豪同盟はハイパー同士のハイパー同盟だ、などと国内からも揶揄(やゆ)される。
オーストラリアのこうした対米一辺倒は日本にとっては反面教師かもしれない。日米同盟はアジアでの多角的枠組みづくりを促す形で活用するべきだ。
(● 日米同盟推進の刷りこみ)
カナダはどうか。
カナダは今回、イラクに軍隊を派遣しなかった。戦争に対して、国連や他の国際機関の正当なお墨付きがなかったためだ。米国は「強い失望」の念を隠さない。ライス米大統領補佐官は、「関係修復には時間がかかるだろう」と突き放している。カナダの対米非協力に米国が激怒したキューバ危機以来40年ぶりの外交危機、との見方も出ている。
このほど来日したグレアム外相は「米国だけでなく、国内のネオコン(新保守派)からも散々やられている」とこぼしながらも、「最悪の場合、米国はカナダにどんな報復をするというのだ。カナダは米国の第1の貿易相手国。報復すれば米国も傷つく」と私に言った。
「ノーといえるカナダ」はなかなか魅力的に映る。ただ、近隣地域に脅威のないカナダと違い、日本は北朝鮮の核・ミサイル脅威にさらされている。アジア太平洋の海洋の安全と安定に対する切実さも日本の方がはるかに大きい。同盟による抑止力、防衛力は依然必要だ。
(● アメリカ産軍複合体から武器を買えという「死の商人」刷りこみ)
日英首脳会談の中で、ブレア首相は、米国は9・11後、再び国際主義に向かいつつあるとした上で、米国を単独行動に向かわせないため、国連と国連安保理の改革の必要性を説いた。その際、「もう一つの世界の安定勢力」であり「アジアにおける英米の自然のパートナー」である日本の役割への期待を表明した。イラクへの自衛隊派遣の先に英米同盟型の日米同盟像を投影して見せたのだろうか。
(● 300人委員会の刷りこみ)
そんな高望みはしないことだ。どこも日本にとって出来合いのモデルにはならない。日本は自らの国益と戦略に基づいて同盟のあり方を追求するしかない。
(● 朝日新聞の役割を刷りこみ)
だいいち、米国の行方についてブレア首相の見方は楽観的に過ぎるかも知れない。ネオコンや宗教右翼の台頭で米国の同盟政策は「アラカルト同盟」に向かいつつあるとジョセフ・ナイ米ハーバード大学教授は指摘している。実際、米国の同盟国は、同盟の果実は米国に「つまみ食い」され、米国に「尽くして当たり前」と見られ、米国が引き起こす戦争に「巻き込まれ」る危険を感じ始めている。
(● ネオコンを批判しているかのようなハーバード大学教授援用の刷りこみ
ここに朝日新聞誕生からの動物本能がある。
いかなる体制でも寄生しながら生き延びるというウィルス)
世界の最強国家、米国との同盟は特権クラブに加盟するようなものだ。敷居は高いが受益は大きい。米国との同盟は、竹馬に乗ったような高揚感を伴った特別な足場を同盟国に与える。しかし、それが高ければその危険もまた大きくなるのである。 (2003/07/24)
(● 結論 特権クラブ英米世界権力に屈服せよと読者に恫喝する刷りこみ)
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水さん、ありがとうございました。
自分は高卒で動物的方向感覚のみで生き延びてまいりました。
今後も教えていただきますようお願いいたします。
感謝申し上げます。