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(回答先: 老後の生活資金を詐取された方にも、「被害者の落ち度」を指摘し、「世間を甘く見ている」と説明します。 投稿者 あっしら 日時 2003 年 7 月 21 日 03:54:07)
問題としている鴻池発言は、「打ち首」と「加害者か被害者か分からない」です(「同類」との言える森発言などもあるが、これには言及していない)。「失言」の例にもれず、いずれも文意が完備した表現ではありません。趣旨不明のタワゴトとして無視するのでなければ、これに共感するにしても、これを批判するにしても、直接に表現されない含意を指摘することは不可避です(私は批判しております)。
あっしら氏は、「「打ち首」から「親権者の差異性を教育制度などで補完するべき」とする含意」があると書いたこともなければ考えたこともありません」とされ、これに続いて「ひとの文章を第三者の発言にあまりにもデタラメに結びつけることはお控えください」とされています。
当該記述は、「加害者か被害者か分からない」と「被害者に落ち度」は異質の問題 − 鴻池発言の問題は「加害者か被害者か分からない」である −(http://www.asyura.com/0306/nihon5/msg/992.html)」のうち、「「子の触法行為は親の責任」や「親権者の差異性を教育制度などで補完するべき」というメッセージ性は感じている。」とされるあっしら氏の文章に由来します。「子の触法行為」ですから、報道される鴻池発言のうち、「打ち首」に関連し、あっしら氏がこの含意として、「親権者の(中略)補完するべき」を読み取っておられるとした記述です。なお、本件は、私の誤読をご指摘いただいても、もちろん歓迎しますが、議論の主題とも思えませんので、ご多忙中ご回答に及びません。
あっしら氏の「女児らの行動に問題」と「被害者に落ち度」にコメントさせていただきましたが、これは、同氏が別の場所で書いておられる「今回の女児らのふるまいや売春をとりたてて悪いことだと思っていません」に反して、「女児らのふるまい」を「悪いこと」とする倫理的価値判断に基づく発言と受け止めたものです。
発言の含意を忖度せざるを得ないという意味では、あっしら氏の短いコメントも例外ではありませんが、本人がその趣旨について、「自分の行動で避けることができたものも数多くあるということを言っているだけです」と説明されていますので、当該コメントは撤回いたします。(同時に、あっしら氏が説明される趣旨に基づいたとしたときに、「問題」ないし「落ち度」は、不適切な語句の選択とせざるを得ません。被害防止を訴求するという目的を超えて、事件への被害者の寄与を強調しているからです。)