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*英政府はイラクに大量破壊兵器があると報告書を作ったが、BBCは有力科学者の情報をもとに出鱈目・誇張であるとしていた。フーン外相が、そんなデマの出所はケリー博士であると指弾したところ、元国連査察官でもある彼はBBCと会って話をしたと告白。その後彼は行方不明になり、この18日遺体で発見された。これは、政府の内部を暴露しようとする人々を震撼せしめる効果がある。殺されるのが怖くて物がいえなくなるだろう。
*自衛隊をイラクに送る「イラク特措法案」が「武力」の定義なしに議論されている。これがこのまま通ると、危険地域に自衛隊は派遣され、地元でのゲリラ戦に巻き込まれることは必定。
*辻本らの逮捕で、土井は辞任に追い込まれる可能性が高く、社民党は事実上解体の危機に陥った。イラク問題について小泉与党に最も厳しい当たり方をしている勢力が社民党。迫る総選挙で、辻本が復帰する可能性があったが、彼女が戻ってきたら、イラク関連問題でパフォーマンスめいた発言スタイルで、政府与党をきりきり舞いさせていた可能性がある。
まとめ)
これらの事象の背後に共通したグループないし共通した力のファクターが働いている印象が強いがいかがか。つまり、イラク戦争の正当性を主張し、イラクでの米英の駐留を正当化する勢力が、それに異議を唱えようとする勢力を封じ込めたい、とする動きだ。その勢力は日本でも与党批判勢力を封じ込め、日本をイラクの泥沼に誘い込むと同時に、集団的自衛権・9条改正・自衛隊国軍化・核武装を誘う流れを作るのだ。これに最も反対しているのが土井たち(女性党)である。辻本・土井と社民党の解体を通じ、この流れを円滑に進めるための逮捕劇(与党側が検察と取引?三井検事が告発した検察の裏金不祥事問題あたりが取引対象ではないか)だったのではないか。
今後日本で予想されること、
*猟奇的事件・異常な事件へ国民の関心を向けさせること(事件そのものがでっち上げられる可能性もある)。上記のような一定の誘導があることをさとられないため、批判意識をつくらせないための陽動作戦。
*北朝鮮の仕業とみられるたいへんな事態・ショッキングな事態が起こり、日本人はパニックへ。緊張感が極大化され、日本の軍事力を高めるべしの社会的気分が高揚する。
日本の単細胞アタマの連中を騙し日本を強大に軍事化させ、東アジアの緊張を高めに高め、イラクにも巻き込みむことで、日本の軍事力を世界の局面で行使させ、このようにして日本を徹底して世界矛盾の中に引き込み翻弄し、日本の資産を収奪すると同時に(軍事にカネを使わせ、また銀行に税金投入)、日本の独立性を衰滅させる計画の存在のにおいが強いのだが。
イラクで陸自がゲリラ掃討に会い、それを米軍が助ける。それを通じ集団的自衛権の既成事実化が図られる。集団的自衛権は否定されている、という憲法9条についてのこれまでの政府解釈をこれを奇貨として、歴史的に変更を行う(解釈変更)。9条はこれによって事実上空洞化するため、憲法9条改正を果たしたと同じ効果をもつことになる。理想は憲法9条除去が正規の手続き経てなされることを望んでいるがとりあえず第一歩として、これを課題とするだろう。陸自がイラクでたくさん死んでくれることが彼らの望むことであろう。集団的自衛権OKのあとに自衛隊を「国防総省」へ格上げし、「自衛隊員」の地位を「軍人」の地位へ格上げし、軍人の力を政府内で強大化することであろう。日本国防総省は米国防総省とデータベースから作戦から今以上に完全に一体化させ、米国は米国防総省を通じて日本の閣内をコントロールするのである。集団的自衛権を通じ、日米の軍事的一体化が強化すれば、日本の独立は完全に失われる。日本国内をゲリラから守るの名分で、在日米軍と日本国防軍とやらの共同オペレーションとして日本の庶民は徹底して監視体制に置かれるだろう。阿修羅管理人さんがホームページで危惧しているように、インターネット上の自由な意見交換ができなくなるのは時間の問題だろう。われわれの意見交換が最後のともし火と思ったほうがいい。
日本は戦前のような言論禁圧体制に向かっている(辻本逮捕はその一歩だろう)。戦前がそうであったように今回もおろかな政治指導者によって、イラク戦争賛成だ北朝鮮たたたけとばかりに、気分がハイにさせられた馬鹿庶民が踊らされ、日本社会は破綻の道・矛盾地獄の道に転げ落ち、さらに高度で強固な被占領体制に向かう。
(ちなみに自衛隊員の規則違反は、今後「軍法会議」へ移管されることとなる。)