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発行者:政策海外ネットワーク"PRANJ" 代表 村上博美
の最新リポートが送られてきました。
「エンロン事件と日本への教訓」(第一回)全二回
というお題目でした。
「今回の不正防止対策は、米国で培われてきた資本主義システムを基本的
には維持しつつ、問題の根幹は「米国経済の構造・仕組みにあるわけでは
なく、それを利用する者(企業=プレーヤー)、および監視する者(当局
、監査法人など=レフェリー)の悪意と怠慢にある」との考えに基づいて
おり、罰則規定を含めて監視機能を強化することで、米国経済の基盤だけ
でなく、資本主義経済の基盤を守ろうとする姿勢が貫かれている。このこ
とは、対症療法を繰り返すと同時に、個別事象を社会問題として大げさに
取り上げても、当事者を温存し、最終的解決を先送りする日本とは反対で
あり、不良債権問題の処理をはじめとして経済構造を改革しようにも思い
切った決断ができない日本にとって大きな示唆となる」
http://pranj.org
とあったのですが、
書籍『世界石油戦争』燃えあがる歴史のパイプライン
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『世界金融戦争』――謀略うずまくウォール街
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の石油版を読み終え、金融版を読んでいる最中の小生には、米国もまた、
「対症療法を繰り返すと同時に、個別事象を社会問題として大げさに取
り上げても、当事者を温存し、最終的解決を先送り」しているようにし
か見えず、日本の読者を陥れるためにPRANが協力しているように見えて
しまいます。小生が異常なだけかもしれませんが・・・