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反シオニストさんへ
パレスチナを救えるか?という私の質問に答えてくださってありがとうございました。
今の民主主義が代議員制にもとづいているとしたら、たしかに、国民のため骨身おしみなく動いている代議員がいったいどこにいるのか?っと思います。このあたりからして結局は、ユダヤの思う壺であって、ユダヤが甘い汁を吸い取るためのシステムに仕上がっていることも納得です。
停戦について、2-3日前にジェニンとヨルダン川西岸をテレビで結んで、パレスチナ住民のテレビ討論がありました(アルジャジーラ)。だれもが、停戦協定に信じるな。というものでした。
イスラエル建国の既成事実も、50年を越え、パレスチナの状況は、悪くなる一方です。80年代のインティファーダもオスロ合意で成果を挙げたかに見えましたが、この合意も今は白紙。東欧では相変わらず、イスラエルへの入植教育?が行われるし、世論は、イスラエルという国があたかも合法国家で、パレスチナが、血を好むテロ集団、あるいは、イスラムオカルト集団で、自爆を繰り返す。と映し出されている。
反シオニストさんの投稿を読んで、もしかすると、自爆をするよりも、次世代、あるいは、次々世代に、希望をたくして、教育をすることのほうが、大きな効果が得られるのかと思いました。
別の投稿にも書きましたが、教育を受けたものが、馬鹿をみるしくみになってしまっているアラブ社会が多く存在します。パレスチナ問題を考えたところで、自分には何もできないどころか、自分の家庭ですら自分には、築けない。と、嘆く失業若者が多いのも事実です。教育を放棄して、手工業の見習いを選ぶ12-3歳の子供も多く、パレスチナをとりまくアラブ諸国は期待がもてそうにありません。
一方で、戦後なかった規模で、アラブ統一運動があらたに生まれていることも事実です。直接的な裏づけにはなりませんが、モスリム人口は、80年代以降、うなぎのぼりです。それは、イスラム諸国の出産率によるもの以上です。
しかし、如何せん、
残念ながら、パレスチナに本当の平和が訪れるのは、ほんと、長い道のりだと改めて感じさせられました。
参考投稿
http://www.asyura.com/0306/dispute11/msg/739.html