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「黄色い薔薇さん」の以下の発言
「日本でレイプ事件が少ないのは、Ddogさんがおっしゃっているように『最大の抑止力は、家族とか、共同体への帰属意識ではないかと思います。』ではありません。家族や共同体への帰属意識も幾らかは抑止効果になっているとは思います。しかし、それが最大の理由ではありません。今後の事を考えて、申告する女性が少ないのが最大の理由なのです。」
申告する女性が少ないのが最大の理由との点に注目したい。
まず、私自身この事件につき多少詳細に情報を追ったが、その結果、早大生たちの野獣のような暴力性・卑劣さにあまりのおぞましさを感じ、胸が苦しいのである。実は私自身が男性でありながら男からレイプされかかった経験があり、そのときの計り知れない恐ろしさが悪夢のように胸元にこみ上げてきたのである。そのときの男は一人である。今回のように5人6人、ひどいときは同時に12人の男から集団的にレイプされる輪姦される女性にとって、その恐怖と絶望はいかばかりのことだったろう、と思うと想像力を超え涙が出るのだ。このようなことをされた女性には一生激しいトラウマ、そして男性不信に補足されることは間違いないのである。一生苦しむことは必定だ。腹が立って腹がたってしかたがないのである。
さて天皇制は男権主義を不可避に基礎にしている。男権主義とは男女間を権力関係にたたせ、男性が女性の上にたつということなのだ。つまり女性は男性に忍従しなければならないという考え方だ。この権力関係がレイプ問題、またあるいは雇用の不平等の問題を生み出す思想的源泉となっている。これがセクシュアリティーの文脈だとそれは男性の性的要求に無理に応えるのは当然であるという要請となる。これはレイプの思想なのだ。またセクハラというのもその類型である。キリスト教が徹底して、男権主義であり、そのキリスト教のカウンターパートとして創設された新宗教である天皇教はパラレルの関係にある。また労働問題・雇用問題の文脈となると、男女不平等の問題として作用する。国会・地方議員で女性の数が圧倒的に少ない現実も男権主義が%