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りそなが、再生ということで国税2兆円をつかい再建するとのことである。実質企業内容は、破綻状態であるとのこと。これは、事実であろう。
方や関西の老舗福助が会社倒産をうけ更正法にて再建する予定。社員は、いったん解雇され投資ファンドによる会社に社員全員ではないが再雇用ということになるらしい。
りそなの場合はどうか。
生活支援融資制度」という名称で、年内いっぱい融資を受けられる。従来の社内融資に準じた低金利とし、最長5年の分割返済が可能。使い道は特に限定しない。併せて、自行の住宅ローンを利用している行員には、夏のボーナス時の返済予定額のうち、元本分の返済を猶予することも決めた。最終返済期日の返済額に上乗せする。
りそなは今年度下半期から従業員の年収水準を3割削減することを決めている。10月からの実施に向けて、月給とボーナスの削減率をどうするかなど、経営側と労働組合が話し合っているが、削減後は、30代半ばの本部の部長代理で、従来の年収900万円程度から600万円台になり、大手行だけでなく、地銀や第二地銀よりも低水準になるという。
民間企業を退職あるいは、倒産解雇された社員は、金融機関からたとえ100万であろうとも自己資産をもたないかぎりかりることはできない。かつ、金利は8%以上である。
この違いはどこに原因があるのだろうか。福助の場合、たぶんであるが、再雇用にした場合でも年収は約400万−500万といったところか。当然そこの社員が、住宅ローンをこれからしようとしても快く貸してくれる金融機関は少ない。
銀行を破綻処理させたくないのが政府の本心であるならば、今ある日本の銀行を国有化にしてしまったほうがいいのではないだろうか。