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(回答先: 輸出業者は消費税を支払ったわけではありません [スッキリさせる方法は最終段階での一発消費税課税方式] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 20 日 21:30:53)
あっしらさん、どうも、こんばんわ。
わかりやすい説明をありがとうございます。
以前、若いころ私は輸出の会社を経営していました。
学歴もなく、「税」の勉強などする気もなく、そんなものは会計士がすればいいんだ、と今では恥ずかしい考え方をしていました。
そんなんで、中卒の私は会社の経理のすべてを公認会計士にまかせていました。
毎月、たまった全社員の領収書を会計士に送りつけ、何の帳簿も社内でつけていなかったのです。
こんな経営は今ではとても恥ずかしく考えられませんが、20代の私には、もうかっていたせいもあり、消費税の事すらあまり気にとめていませんでした。
しかし輸出が90%だったため、消費税の還付については、たまに会計士に相談や次はいくら還付されるかを聞いていました。
大手企業も手がけているベテランの公認会計士でした。
この先生は私に、支払った消費税を国から取り戻すために、三ヶ月ごとに還付の請求をしましょう、といつも言っていました。
ですから、消費税は払ったものだし、輸出では海外から消費税をもらえないので還付されるのが当然で、三ヶ月どころか毎月、還付してもらいたかったぐらいです。
私のこの輸出業界では、払ったのだから早く返してもらうのが当たり前、だと今でもみんな思っています。
税のプロたちが教えてくれた消費税の還付です。
500万円のものを500万円ではなく、525万円の原価として商売しなさいとは教えていないのです。
25万円は国に貸してる、又は預けているお金だから、500万円の仕入れ原価で商売しなさい、と教えているのです。
どうやら、プロたちもそう考えていたと思います。
あっしらさんの説明を見れば、納得です。
しかし税のプロたちは、輸出業者が一度支払った消費税を私たちがきちんと取り戻してあげましょう、と言っていました。
こいつらもその自分の言葉に疑いを持っていなかったように思います。