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(回答先: すみさんへ 投稿者 花子さん 日時 2003 年 6 月 16 日 20:41:09)
花子さん。レスありがとうございます。 誰もレスくれないので腐っていたところでした。
殿方は政治の話の方が好きみたいですね。
ご指摘の点自体は実は異論ありません。 通貨への信頼が消失すれば、貨幣の回転速度が上昇し、インフレ的崩壊を迎えますね。 私の投稿の論理でもそうなっていると思うんですが。 分かりにくかったかもしれません。 ごめんなさい。
ただ、奥野氏の論理は、まあ記者のまとめの問題なのかもしれませんが、荒っぽすぎると思ったんです。 アルゼンチンとは崩壊のプロセスが異なるという理解をしています。
アルゼンチンですと、たぶん緊縮財政しか手がないでしょう。
日本は条件がまったく違うと思うんですね。
そして、奥野教授は、そんなことは百も承知でしょう。 本職の経済学者ですから。
知っていて税制調査会に協力するところが気に食わないです(これは個人的感情です)。
日本の場合、国内供給力の削減、財政出動、財政赤字の急膨張と通貨供給量増大、貨幣回転の速度増大(これが信頼喪失)、国債価格維持サイクルの崩壊というプロセスを経ると思うんです。
そう考えた場合、単なる大衆課税、人頭税、消費増税(つまり税制調査会路線」では、かえって傷を深くするはずだという思考実験を行いました。 まあ奥野氏はこんなことは良く知っているんでしょうね。