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(回答先: Re: 国語学の大家で学習院の大野晋先生によると、日本語と朝鮮語では系統が異なるといっていますね。 投稿者 おさげ 日時 2003 年 6 月 14 日 18:33:15)
日本語だと、
「私は(主語)−海へ(目的語)−行く(動詞)」
ですよね。
これは朝鮮語もモンゴル語も、タミル語も同じです。
ただ中国語の場合は英語と同じ
「私・行・海」
と語順が逆転します。
(だから漢文の授業は嫌だった。英検で2級をとった同級生から
「英語と同じでカンタンじゃん」と言われてよけい嫌になった)
単語に関しては、生活上の基本用語についてはタミル語の他、フィリピンのタガログ語にも共通点があると聞いています。
一方、数字の「1、2、3、4」だと
日本語では「イチ、ニイ、サン、シイ」
中国語では「イー、アル、サン、スウ」とよく似ています。
(朝鮮語だとどう読むんだろう。誰か知っている人、教えて下さい)
大雑把な結論ですが、まず早い時期に南方から人々(=倭人)が海上ルートで日本列島に移住して来た。次いでユーラシア大陸方面から朝鮮語や中国語を話す人々がやって来た。
そんなところではないでしょうか。
ですから、基本的な文法の構造は同じなのでけっこう通じたと思いますよ。