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アジアの民衆が事大主義か?と言えば、決してそうではない。民衆は日本人以上に変革を望んでいる。しかし、支配層の支配欲の強さは凄まじいものがあると思う。北京オリンピックに大金かけて、農民を年貢で自殺に追い込む中国共産党の支配は李朝や清朝の頃と変わりないのではと思ったりする。いや、何も変わってないだろう。ただ、むしろ今のアジアの方が昔のアジアよりキツい専制になっている事も事実だと思う。かつてのビルマや中国の歴代王朝の少数民族対策の方が今のそれより緩やかだったと思われる。今の中国にはかつてのようなゆとり、寛大さというものがないのではないか?あれが唐や宋と同じ民族・国なのか?私には信じられない。かつての中国人は日本語をしゃべってたのではないか?と思うくらいだ。トルコなんかも今でこそクルド人ゲリラ皆殺し作戦で残虐行為を行っているが、むしろスルタンが列強に改革を強要される前は、クルド人の首長国に自治を認めていた。カシミール紛争なんかも印パが分離独立してから、おかしくなってきたと思う。タリバンはアフガンに元々あった伝統的な歌や踊りまで禁止したようだ。イランでは、ゲイの人が死刑判決を受けたというが、元々はイスラム社会は同性愛文化が根強くあったようだ。よって、今のアジアの独裁政治は過去の単純な延長ではなくて、より偏狭で一枚岩的な民族主義的方向に再編されているのではないだろうか。アジア版レコンキスタというか・・・