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ロシアの国章:変異種の双頭の鷲からマンモスに替えては如何でしょう? [PRAVDA]
http://www.asyura.com/0306/bd28/msg/647.html
投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 9 月 05 日 20:25:33:oswAM6lqBSCW6

PRAVDA.Ru
http://english.pravda.ru/
http://english.pravda.ru/science/19/94/379/10728_mammoth.html

08/18/2003 16:11, Der Voron

■The Russian National Emblem: Why not Replace the Double-headed Mutant Eagle with a Mammoth?
 ロシアの国章:変異種の双頭の鷲からマンモスに替えては如何でしょう?

Double-headed eagle vs. mutant mammoth
双頭の鷲 対 (同じく)変異種のマンモス

As we know, Russia is indeed the motherland of elephants - woolly elephants - and the mammoth became extinct only because of the catastrophe usually referred to as "the Deluge", which supposedly took place about 10,000 years ago and which is mentioned in legends of many peoples.
周知のように、ロシアはまさしく象 ― 尨毛の象たち ― の母国です。そしてマンモスは、多くの民族の伝説中で言及されている、約10000年前におそらく起こった「大洪水」と呼ばれる大災害によって絶滅しました。

These days, Japanese and Russian researchers began cloning this animal, and it is claimed that soon it will be introduced into the entertainment site that is being created in Siberia. So the replacement of the eagle with the mammoth would symbolize the renaissance of Russia. (Please do not try to find any irony in my words: judging by what Russian ruler President Putin recently told, Russia will soon become much more open to energetic immigrants from other countries ― just like America in 19th and the first half of 20th century ― and this may make it the America of this new century).
最近、日本とロシアの研究者はこの動物のクローンを作り始めました。この事はもうすぐ、シベリアで製作さられている娯楽サイトで紹介されるだろうと予告されています。したがって鷲のマンモスへの置き換えは、ロシアの復活を象徴することになるでしょう。
(私の言葉にどんなアイロニー【皮肉、反語】も見つけようとしないでください:ロシアの統治者プーチン大統領が最近話したことから判断して、ロシアはもうすぐ外国からの精力的な移民にもっとずっと開放的になり ― ちょうどアメリカの19世から20世紀前半のように ― それにより今世紀の「アメリカ」となるかも知れません。)

More, there are testimonies that the mammoth was alive in the 1st millennium BC and didn't become extinct even till 17th century AD. Let us give the floor to Sima Jiang, a famous Chinese historian, and to Sigismund von Herberstein, a no less famous Austrian diplomat and traveler.
さらに、マンモスが紀元前一千年まで生きていた、または紀元17世紀までも絶滅していなかったという証言があります。有名な中国の歴史家、司馬遷さんと、それに劣らず有名なオーストリアの外交官で旅行家のジギスムント・フォン・ヘルベルシュタインさんにご登場いただきましょう。

Sima Jiang, a Chinese historian who lived in the 145-86 B.C., writes in one of his works about Siberia (a region in Russia): "Of animals, there are giant boars, northern elephants covered with bristle, and northern rhinos".
中国の歴史家、司馬遷(紀元前145―86年)は、彼のシベリア(ロシアの一部地域)に関する著述のうちの1つで書いています:「動物のうちには、巨大な野豚、剛毛で覆われた北方の象、及び北方の犀も存在する。」

How do you think, what can the words "northern elephants covered with bristle" mean? Isn't it the mammoth?
「剛毛で覆われた北方の象」という言葉は何を意味するか、あなたならどう思いますか?それはマンモスではないでしょうか?

Sigismund von Herberstein, an Austrian diplomat, writer, and historian (1486-1566) who often traveled to Russia and lived in this country a long time, writes in his book about Russia: "In Siberia...there are many species of birds and animals, like, for example, sables, martens, beavers, ermines, and squirrels... Besides it, the wes."
ロシアへしばしば旅行し長い間この国で暮らした、作家であり歴史家のオーストリア外交官ジギスムント・フォン・ヘルベルシュタイン(1486―1566)は、ロシアに関する彼の書物の中で書いています:「シベリアでは... とても多くの鳥や獣の種が観られる。例えばクロテン、テン、ビーバー、イタチ、リスなどに加えて、ウェスがいる。」

Who is this wes? An ethnologist P. Gorodkov communicated in his essay "A travel to Salym region of Siberia" in 1911 that in the language of the Hant people who lives in this area ("hanty", in Russian) "wes" means a strange animal that was covered by thick hair and had tusks.
この「ウェス」とは何でしょうか?民族学者P.ゴロドコフは1911年の彼の論文「シベリアのサリム地域紀行」の中で、このエリアに住んでいるハント人(ロシア語で「ハンティー」) の言語で「ウェス」とは、濃い毛で覆われ牙を持っていた奇妙な動物を意味すると伝えています。※1)

Siberian Tatars were sure that this animal existed, and so describe it in their legends: "Mammoth, by its behavior, is a peaceful and nice animal, when it meets people it doesn't attack them but tries to fondle them". As you can see, the mammoth in their folklore was something like the bear in Russian and European folklore, and not an exotic creature.
シベリアのタタール人はこの動物が生存していたことを確信しており、彼らの伝説の中でそれについて語っています:「マンモスはその振る舞いによって、平和的で善良な動物といえる。人に出会うと、彼らのほうから攻撃を仕掛けることはなく、むしろ愛撫しようとする。」これからも分かるように、彼らの民俗学におけるマンモスは決して珍獣ではなく、ロシアとヨーロッパの民俗学における熊のようなものでした。

But maybe, this problem could be solved much simplier: two eagles instead of one two-headed.
しかし、恐らくこの問題は、簡単に解決できるかも知れません:双頭の鷲1羽の代わりに2羽の鷲にすることで。

※1)ハント人
ロシアのチェメーニ州ハントィ・マンシー民族管理区に住む狩猟民族

 
★以下の記事は7月22日にマンモスの身体の一部が日本に運ばれた時の記事です。

07/22/2003 14:54

■Russian Mammoth to be Cloned
 ロシアのマンモスのクローンが作られる

Japanese scientists pin great hopes on cross-insemination
日本の科学者たちは異種間交配に大きな希望をかけている

On July 15, a fragment of a mammoth body was delivered from Russia to Japan; the body will be used as a donor of genetic material for cloning and further revival of shaggy elephants from the glacial epoch, NEWSRu.com reports. The biological material in a container with liquid oxygen has been already transported from Tokyo's international airport of Narita to the Scientific Technical Center of the Gifu prefecture.
7月15日、マンモスの身体の肉片【5センチ四方約10個と骨髄】がロシアから日本へ運ばれました。;氷河期の毛むくじゃらな象のクローニング、そしてやがて来る復活のために、遺伝物質のドナーとしてその身体が使用されるでだろう、とNEWSRu.comは報道しました。液体酸素を備えた容器中の生物工学的試料は、東京の成田国際空港から、岐阜県の科学技術センターに既に輸送されました。

On July 16 the material was sent to the laboratory of the physical and engineering department of the Kinki University. This is the place where Siberian mammoth that disappeared several thousands of years ago will be cloned. The experiment will be conducted by Professor Akira Iritani, 72, expert in reproductive engineering. Fragments of a mammoth body applicable for the operation were discovered by a Russian-Japanese expedition near the city of Chokurdakh (Yakutia), 400 kilometers from the Polar Circle last August.
7月16日に、その試料は近畿大学生物理工学部の研究所へ送られました。ここが数千年前に絶滅したシベリアのマンモスがクローニングされる場所です。実験は再生技術の第一人者である入谷明教授教授(72)によって行なわれるでしょう。この作業に適用可能なマンモスの身体の肉片は昨年8月、北極圏から約400キロメートルのチョクルダーハ市(ヤクーティア)附近へのロシア・日本遠征隊によって発見されました。

After the expedition, scientists brought some parts of the mammoth leg to Yakutsk. Further the fragments were studied by scientists from Vektor, the Novosibirsk Virology and Biotechnology Center. They managed to discover a cell in the biological material which suits for cloning of a mammoth.
遠征の後、科学者たちはヤクーツクへ巨大な脚のいくつかの部分を持ち帰りました。さらに、肉片はノボシビルスク工科大学ウイルス学及び生物工学センターVektorからの科学者たちによって研究されました。彼らはマンモスのクローニングのために適する、生物工学的試料中の細胞をどうにか発見しました。

Now researchers from the Kinki University plan to identify whether the fragment contains genetic material. If there is genetic material, an experiment will be held to create a mammoth's impregnated ovum which will be then implanted in a female elephant. Scientists say that even if the experiment is a success, it will take several decades of cross-inseminations to produce a thoroughbred mammoth.
現在、近畿大学の研究者たちは、肉片が遺伝物質【完全なDNA】を含んでいるのどうか識別しようとしています。それがあった場合、その後雌の象に受胎させるためのマンモスの受精卵を作成するために実験は続けられるでしょう。科学者は、実験が成功しても純血種のマンモスを産み出すためには、数十年間の異種間交配が必要だろうと述べています。
 
 
★マンモス復活への道

マンモス復活を目指「マンモス復活協会」(小林一年会長、宮崎市)の探査隊は、1997年からロシアでの活動をはじめました。地球温暖化の影響もあり、大昔に氷漬けになった状態の良いマンモスのサンプルが発見できる可能性は高まったと期待されましたが、氷と泥の中での探索は簡単ではありませんでした。シベリア北東部の永久凍土からマンモスの皮膚を発見したのが1999年8月。その後、同隊員の入谷明近畿大学教授を中心に、採取された皮膚の体細胞からDNAを取り出してマンモスの体細胞クローンを生む研究に取り組みました。過去2回は平成9年の発掘に失敗。平成11年には発掘されたものの後に別の古生物(ケサイ)の皮膚と判明し、これも失敗となりました。

今回は、ロシアのマンモス博物館の協力で、事前にマンモスの牙を探すマンモスハンターから得た情報をもとに、発見の可能性の高い地点で発掘しました。DNAはマイナス20℃以下なら、かなり長期間保存できるとされており、数か月冷凍保存しておいた牛の体細胞からクローン牛を作った例も報告されているそうです。シベリアの永久凍土というのは深さ500メートルまでマイナス25〜30℃に凍っており、マンモスは地表から30メートルくらいのところから発見されるケースが多いため、温度的には保存に適しているとのこと。しかし何年保存が可能かという実験結果は無く、まして数万年も前のDNAがどうなっているかは検査の結果が出ないと分からないようです。

このPRAVDAの記事と同じく、私も当初聞いたところでは、マンモス復活の手順としては、マンモスの精子を、その動物種がもっとも近いといわれるアジアゾウの卵子に授精させ、50%の雑種を作り、メスが生まれれば、性成熟する7、8年後に再び精子を授精して75%のマンモスにしてゆく。これを繰り返しながら、限りなく100%に近付けてゆくという方法が想定されていました。しかしここ数年の急速なクローン技術の進歩と、他の動物で多くの成功例が見られることから、アジアゾウの卵子からDNA核を取り出し、マンモスのDNA核を入れて刺激を与え分裂させ、アジアゾウの子宮に戻すという方法で、ほぼ100%のマンモスを一回で作り出すことも検討されています。タイのマヒドール大学のグループが協力を申し出ているそうです。

 
関連

マンモス復活に“大きな一歩”シベリアから肉片届く
http://www.agara.co.jp/DAILY/20030717/20030717_002.html

ロシアのバイオ産業の現状と展望 (PDFファイル)
http://www.rotobo.or.jp/RTNL/2001/5/5-1.pdf

クローニング技術は希少動物を救うか
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20001011305.html

「恐竜大すき!」切手のページ〜シート マンモスほか
http://members.ytv.home.ne.jp/kyoryu-daisuki3/pages/stampspage/bn_pages/bn_sheet/bn_sheet1.htm

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