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アメリカはこの先二〇年はイラクに居座る(J・コールマン)とは、本当か。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年08月22日00時05分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)八月二十一日(木)
(第六百七十六回)
○「どれほど抵抗の遭おうとも、アメリカ軍と支配者たちはこの先二〇年
はイラクに居座ることだろう。」(「9・11、陰謀は魔法のように
世界を変えた」、二百六十頁)、とコールマン博士は述べる。
○「この先二〇年」と。
○今のアメリカの戦争を、一九六〇年代のベトナム戦争と類似なるもの
として見る、安易な情勢観にとらわれてはならない。
○ベトナム戦争に於ける米国側の真相は、今に至るまで、何一つ、日本人
に、知らされて居ないが、しかしここでは省略する。
○米国エリート層は、一九八九 − 一九九一年に、ソ連東欧共産陣営
いわゆる、ワルシャワ条約体制、が崩壊したあと、唯一つの世界的
超大国と成った、と自慢して居る。
○そしてそれからただちに、イルミナティ世界権力は、NWO、新世界
権力の実現、ないし、完成を、行動日程に上せた。
○そのための推進力、突撃隊、尖兵の役割を振られたのが、いわゆる、
ネオコン派である。
○新世界権力(NWO)、ないし、単一世界政府、世界国家の実現とは、
実体的には、
英米を主体とする海洋勢力が、ユーラシア大陸を完全に占領する
ことである。
○「占領」とは何のことか。
○それは、まず第一に、そして決定的には、武力による占領である。
もちろん武力戦がすべてではないが、しかし、敵(ユーラシア大陸)の
武装を解除することは、占領の第一歩、であることは多言を要しない。
○米英支配層が、二〇〇三年三月二十日、イラクに対する武力戦を開始
する前の数年間、幾百千回も、フセインイラク政権の「武装解除」を
呼号したことは、以上のように解しなければならない。
○二〇〇二年十月のアフガニスタンに対する戦争、二〇〇三年三月の
イラクに対する戦争、
これらは、このあと二十五年間かけて、ユーラシア大陸をそっくり制圧
支配せんとする、米英の背後にひそむ、イルミナティ世界権力の計画
(アジェンダ)の、ほんの序の口に過ぎない。
○もちろん、白痴化された日本の自称エリート階級には、そんな「高級」な、
「難しい」話しは、まるで分からない。
無理に聞かされると、忽ち、大きないびきをかいて、居眠りを始める。
○「すでに開始されているアメリカ強奪クーデター」(前出、百五十七頁)、
と、コールマン博士は述べる。
○日本はどうなのか。
○日本はこの、二〇〇一年九月十一日以降実施されつつあるアメリカでの
クーデターと、無関係で居られるのか。
○無関係で居られると妄想する、一億二千万人の白痴化日本人。
○しかし、もちろん、何十人か、何百人かは分からないが、「有能」な
売国奴日本エリートたちは、米国のクーデターと呼応して、日本で、
全く同じ質のクーデターを仕掛けつつある。
○まさしく、それこそ、日本史上未曾有の売国奴、小泉の内閣の役割である。
(了)