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【ベルリン=宮明敬】ドイツ・ザクセンアンハルト州の考古学チームは7日、同州ゴーゼックで、新石器時代の環状巨石群として知られる英南西部のストーンヘンジより約3000年も古い紀元前5000―4800年ごろの環状列石跡を確認した、と発表した。
ストーンヘンジ同様、天体観測や祭礼の場としての特徴を備えており、同州考古学局は「農耕を始めた新石器人の7000年前の精神世界をのぞく貴重な材料で、考古学史上の一大発見」としている。
これまでの発掘調査によると、列石は直径75メートルの円周状に並び、その内側にさらに円を描くように高さ約2メートルのくいが並んでいたとみられている。
環状列石の外周には3つの門があり、1つが北、残る2つが冬至の時の日の出と日の入りの位置を指し示していた。また、環状列石の内側からは、いけにえとしてささげられたとみられる人間の骨なども見つかったという。
(2003/8/8/14:08 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030808id01.htm