現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ28 > 225.html ★阿修羅♪ |
|
イルミナティの本当の目的は何か。それを知るものは全世界で五千人。アイン・ランドの小説(肩をすくめたアトラス)の正体。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年07月27日21時51分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)七月二十七日(日)
(第六百五十一回)
○「魔術とイルミナティ」
Wicthcraft and the Illuminati(七十九頁)
○この英文小冊子は、一九八一年に出版され、今でも、米国キリスト
愛国派の間で読まれて居る。
○この小著には、イルミナティについての初歩的知識が濃縮されて居り、
日本民族有志必読の文献であろう。
○そこに、アイン・ランドの「肩をすくめたアトラス」についての
批評あり、
その件については、筆者は他の場所で何度も論じた。
○イルミナティの本当の目的を知る者は、
全世界で、五千人、
としてある。
○しかし、一九五〇年代半ば、フィリップ・ロスチャイルドは、彼の
ミストレス(情婦)の一人、アイン・ランドに命じて、小説
(フィクション)のかたちで、イルミナティの計画を書かせた、
それが「肩をすくめたアトラス」(一九五七年)であると言う。
○イルミナティとしては、何もこの小説を、ベストセラーにする
つもりはなかったが、はからずも、結末的にはそう成ってしまった、
のだそうだ。
○フィリップ・ロスチャイルドの指令によって書かれた一千頁のこの小説、
「肩をすくめたアトラス」はイルミナティの世界征服のための魔術的
コードブック(暗号で書かれた本)と成った(二十頁)、とある。
○「議論するな。受け入れよ。順応せよ。服従せよ。」
○「十分な数だけ犯罪者が存在しなければ、犯罪者を作り出せ。」
「なんでもかんでも犯罪に成るようにすれば、ひとは、法律を破る
ことなしに生きることは不可能と成る。」
○「恐怖は人民(ピープル)を統括する唯一の実際的手段である。」
○かくして、世界は、イルミナティの計画通り、完全に瓦解させられる。
それから、
「我々(イルミナティ)は世界を再建するために、戻って来る」、だと。
○世界が大崩壊して居る間、イルミナティの首脳部は、カリブ海のある
島に隠れて居るのだそうだ。
○アイン・ランドのこの小説(アトラス)は、半世紀足らずの間に、
一千万部、出たとされる。
○米国では、或る意味で、二十世紀の超有名作家の一人、であろう。
○しかし、日本では、筆者が「解説沈黙の兵器」(データハウス刊)の中で
紹介論評したのが、恐らく、初出であろう。
○邦訳が進行中とも聞くけれども、果して、完全な解訳本がでるのか
どうか、全く分らない。
厚本一千ページ以上、これを、削除せずに日本語にすれば、かるく、
一千五百ページ以上。
○肝腎なところをズタズタに削除された邦訳本では、困る。
(了)