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(回答先: ちなみにバハイはイスラームの分派で異端です 投稿者 アラブ妻 日時 2003 年 7 月 26 日 10:55:34)
http://www.bahaijp.org/nsanew/index.html
回教徒はペルシャ(イラン)を発祥とするバハイという非常に優れた進化モード・発展モードを得ていると考える。このモードは19世紀中ごろから姿を現し、現在世界化した宗教で信者は世界に600万人ぐらいいる。個人的に言うと伝統的な教えに私は魅力を感じないが、これを最解釈したバハイなら、少し、歩み寄ってもいいかなと思っている。はっきり行って断然いい。バハイの連中は硬直したものがない、教条性がない。だから普通にコミュニケートしやすい。愛というものに重心を移動させているところがあってフェミニンだ。アメリカのイラン人でバハイの連中からホームパーティーなどでおいしいもの食べさせてもらったことが思い出される。
よく調べていないが、ルーミーの影響があるのではないか、という感じだ。ルーミーは自分としては本当に好きだ。回教を背景として出てきたが彼のは愛の教えだからだ。イスラム神秘主義だ。イスラムの秘教の側面だ。元来ペルシア人だが彼の没した場所、トルコのコンヤに詣でたことがある。回教徒圏から膨大な人が巡礼のようにして訪れていて巨大なお棺の前で圧巻だった。ルーミーの詩集を何冊も持っている。アメリカでは彼の詩集はいつでもベストセラー、上位だ。
バハイに問題がないわけではない。彼らの世界は観は世界は一つで宗教は一つであるというみかたなのだが、彼らの思い描いている政治システムが、現在、米英支配層・金融支配層のいわゆる「新世界秩序」とあまりに相応している点なのだ。この悪党たちは国境を取り除き、宗教を一つにすることをもくろんでいる。悪い見方をすると、実は彼らが、19世紀後半から20世紀に前半にかけて育ててきた宗教運動ではないか、とかんぐりたくなるほどなのだ。もし、この悪党たちが、一つの宗教を押し付けるとしたら、バハイが最右翼となるのではないかという感じすら受けている。バハイの本部はイスラエルのハイファだ。これがまたいやな感じなのだ。バハイをさらに進化させて、キリスト教・ユダヤ教・回教のどれも包摂できるような大宗教を考えているのではないか。器としてはバハイは圧倒的に洗練されているのだ。イランはゾロアスター教の持つ世界性といい、アラブ諸圏と比べ、歴史的に圧倒的にいいセンスのコスモロジーを創出してきているといえる。
国連に相当アクセスしているバハイの動きには注目をしたほうがいいかもしれない。上で紹介したホームページの、「著名人による評価」というところをクリックして読んでほしい。意外な点がある。渋沢の話などもあるが、昭和天皇がバハイ文献を書庫に入れていたなどとある。ちなみに、バハイのシンボルのひとつは16菊花紋なのだ。