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(回答先: Re: 広告代理店とメディア 投稿者 ROMさん 日時 2003 年 7 月 27 日 01:43:28)
冷徹なビジネスの世界ですね。
それにどうメディアが対処するか、あるいは対処しようという気概をもつか、それが世の中を左右しているというふうになるんでしょうか。
けれど、給与面では、一部マスコミのほうがたしか広告代理店の上位の企業よりもよいんですね。これでは気概も生まれないということなんでしょうか。
ともあれ、勉強になります。
僕は政権が変わる時の兆候を「広告代理店」がどこにつくかで判断しています。
この「広告代理店」は電通、博報堂などといった実態のある企業体ではなく、やり方そのものはそういう企業のようなことをしますが、それは国の(政権より大きな、政権をも包み込む)権力中枢の意向があらゆる方面で一つに動く結果表れるような感じで、ブッシュ政権のロウブやブレア政権のキャンベルの采配のような個々に閉じられたものでもありません。政・官・財をユーザーに持った「広告代理店」のようなものを誰かが使うことによって生じるような、そんな感じのものです。無論そのプロセスのなかで、実際の広告代理店も関与をするのかもしれません。
そういえば、広告代理店はおっしゃられるように、次のようなこともやっていますね。
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2003初夢正夢<第3夜> 企業合併を大胆予測 東京新聞 1月3日
三井住友三菱銀行−。電通総研が「今年、こんな企業が一緒になったらすごいな」を念頭に、真っ先に“推薦”してくれた大合併案だ。「旧財閥が三つもそろえばさすがに大丈夫でしょう」(同総研)。さて、企業版“平成大合併”の大胆予測は−。
■車ごと電車旅行、携帯で犬とお話…
最近、企業合併は珍しくない。業界一、二位や異業種同士だってあり得る情勢だ。同総研の経済動向を分析する担当者が「ちょっと無理かな」も含めて、次々と合併案を紡ぎ出す。
JR東海とトヨタ自動車。
「車で駅まで行く。そこで車を列車に乗せ、目的地からまた車を使って旅行する。パーク&ライドの発想だ。料金を一体化すればユーザーも大喜びだ。JRの中では、東海がトヨタと本社も近いし最適では」
タカラとJ−フォン。
「タカラが開発した犬語が分かるバウリンガルの技術と携帯電話を組み合わせる。飼い犬と携帯で話せる製品ができるのではないか。これはメガヒットするはずだ」
野村証券と中国の国営企業。
「日本の金融が“はげたかファンド”と呼ばれる米国の金融業者に狙われている。そこで今度は日本側が外国企業を買う発想だ。資金力のある野村が最適でしょう。しっかり選別すれば中国の赤字国営企業の中から掘り出し物が…」
サッポロビールと雪印乳業。
「雪印は偽装牛肉事件などの影響でブランド力が落ちている。そこで北海道という共通項があるサッポロと一緒になり名前を変える。やや弱者連合の感もあるが、企業名は『北海道食品』あたりがよいのでは」
■“弱者連合”でブランド力回復
任天堂とパ・リーグ全球団。
「マリナーズとパ・リーグが一緒になり、一つの最強球団をつくる。そこでセ・リーグに入る。さらに日米球界が合併し、ナ・リーグ、ア・リーグさらに日本のリーグで、日米合体三リーグを構築する。これは日本球界を救うと思うが」
サムスン(韓国)と日立製作所。
「日立に怒られるかな。調子のあまり良くない日本の大企業を、元気のある韓国企業が助けるというイメージだ。せっかくW杯を共催したわけだし、友好ムードがあるうちにどうだろうか」
■異業種間など『何でもあり』
さて経済評論家たちは合併見通しをどうみるか。三原淳雄氏も巨大電機産業に目を向ける。
「ずばり日立、東芝、三菱電機の合併だ。その上で生産品の集中と選択を実行すべきだ。原子炉からトースターまでつくっている会社はない。どのみち単純な製品は中国などに市場を奪われる。三社が力を合わせ超高付加価値の製品を開発するしかない」。同時に三原氏は「海外に対抗するための超高付加価値製品という流れでは、NECと富士通の大合併があってもおかしくない」とも。
一方、佐藤治彦氏は「企業の大同団結がキーポイントだ」と主張する。
「まず営団地下鉄と都営地下鉄だ。分かれている意味がない。料金も統一すれば利用者も便利だ」
佐藤氏は、日本の映画会社と元気のいい中国の映画会社の合併も提案する。
「日本側では、優秀な映画撮影技術が宝の持ち腐れ状態だ。国内では規制も多くカーチェースシーンなども撮影できない。合併でアジア団結型の大作をつくりハリウッドに対抗すればどうだろうか」
■日本航空界が「世界の空制覇」
さらに佐藤氏は米国への挑戦型合併を提唱する。「日本航空と日本エアシステムが経営統合して日本航空システムになった。これに全日空を加える合併もあり得る」
「米ユナイテッド航空の経営が破たんした。米国の航空業界は苦しい。日本の航空会社が団結すれば、世界の覇権を握れるチャンスだと経営者が考えてもおかしくない」
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