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★ 星川 淳@屋久島発 インナーネットソース #55 [03.07.20] ★
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【購読者以外にもお送りしています。ご迷惑なら一報ください】
屋久島では一度明けたように見えた梅雨がぐずぐず延びています。
しばらくぶりの配信で、転載したい文章やイベント情報はたくさ
んたまっているのですが、今号は都合により主に散文でいきます
(文末に転載情報がひとつ)。
★ここへきて、米英両国のメディア(とくに米)がようやく息を吹
き返したように、政権のウソを真正面から追及しはじめました。イ
ギリスは政府声明のお色気脚色(sexed up=イラク脅威の誇張)、
アメリカはニジェール→イラクのウラン密輸疑惑を大統領一般教書
演説で示唆したことを中心に、出るわ出るわ、読むのが追いつかな
いくらい新しい事実や論評が噴出しています。
しかし、ようするに対イラク武力侵攻+フセイン打倒の結論が先
にありきで、無理やりでっち上げた戦争なのは最初からわかってい
ました。外国からだって、少し英語が読める人間(最近はウェブペー
ジ翻訳でもだいたい内容はつかめますよね)がざっとネットを調べ
れば、ウソばっかりだというのは明白だったのに、自国のジャーナ
リストたちが黙認していたのは、怠慢か弱虫か、その両方かでしょ
う。こんなに人殺しをしてしまってから、鬼の首を取ったようにブッ
シュ政権の非をあげつらうのも噴飯ものですが……
それにしても、イラクをめぐるすべてが泥沼に踏み込みつつあり
ます。あまり事態の展開が速いので、まだ手薄なTUPの訳がまに
あわないぶん、以下、長い走り書きにつきあってください。
★まず、ブレア来日と重なるように、BBCに脚色の事実をリー
クしたとされる防衛専門家の微生物学者デヴィッド・ケリーが急死
しました。自宅から散歩に出て帰らず、翌朝、近くの丘の上で死体
発見。先週、英議会外交委員会で絞られた直後だけに、自殺か他殺
か微妙です。イラクでの被害とは別に、開戦をめぐる虚偽の最初の
物理的犠牲者が出たことになります(格言では、戦争の最初の犠牲
者は「真実」)。今後の進展は予断を許しませんが、ひょっとして
ブレア政権のとどめになるか?
http://politics.guardian.co.uk/media/story/0,12123,1001434,00.html
★いっぽうのブッシュ政権も四面楚歌です。
ニジェール偽造文書問題の詳細には立ち入りませんが、3月31
日号のニューヨーカー誌でいち早くこれをすっぱ抜いた調査報道の
大ベテラン、シーモア・ハーシュの論考(星川・丸田訳)が、岩波
「世界」臨時増刊『NO WAR』に収められています。ぜひ一読を!
このハーシュというジャーナリストは、ベトナム戦争のときソン
ミ村虐殺事件をスクープしてピューリッツァー賞を受賞した人で、
このところの筆鋒も冴え渡っています。ニューヨーカー誌3月17
日号ではネオコンの黒幕の一人リチャード・パールと、サウジの富
豪アドナン・カショーギとの裏取引をすっぱ抜き、パールを防衛諮
問委員会議長の座から引きずりおろしました(ネオコンは表向きサ
ウジ敵視政策を掲げているのに、パールは自分のテロ防止関連企業
への出資を求めたらしい)。
http://www.newyorker.com/fact/content/?030317fa_fact
さらに5月12日号では、ラムズフェルドの国防総省(ペンタゴ
ン)で、パールと並ぶネオコン論客の国防副長官ポール・ウォルフォ
ウィッツが率いる「特殊作戦室」(Office of Special Plans)に
メスを入れています。去年の暮れごろまでに、ホワイトハウスへの
イラク関連情報はCIAや国務省をさておき、このOSPが仕切る
ようになっていて、ネオコンの夢想と、亡命イラク人アーメド・チャ
ラビ率いるイラク国民会議(INC)のトンデモ情報が、ブッシュ
政権のイラク政策を決定づけたようです。
http://newyorker.com/fact/content/?030512fa_fact
ニジェールの話を一般教書演説にねじ込んだのも、どうやらウォ
ルフォウィッツらの“特殊作戦”の一つだった模様。
http://www.onlinejournal.com/Special_Reports/07-16-03Leopold/07-16-03leopold.h
★しかし、このところの激震を引き起こしたのは、バグダッド陥落
で舞い上がるネオコンの台頭と、それがまき散らす害毒を黙認でき
なくなった良心的な諜報関係者による内部告発でした。なかでも、
前号で紹介した元CIA分析官レイ・マクガバン、実際チェイニー
の命でニジェールへ調査に行った元ガボン大使ジョセフ・ウィルソ
ン、元国務省情報調査局長グレッグ・シールマンなどの証言は決定
的です。
http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/121
TUP速報122号「副大統領がCIAに赴くなんて前代未聞」
(予告宣伝:スコット・リッター証言『イラク戦争』でおなじみの
共著者ウィリアム・R・ピットがマクガバンをインタビューした記
事が、来月号の月刊『世界』に掲載されます。)
三人のほかにも諜報関係者の告発は堰を切ったように相次いでい
ますが、注目したいのはマクガバンが所属する「正気を求める退役
諜報専門家」(Veteran Intelligence Professionals for Sanity
=VIPS)というグループが、7月14日付けでブッシュ大統領
に送った覚え書き。現役の軍人や諜報関係者は立場上、政権へのあ
からさまな批判をしにくいため、“元”とつく人たちが現役・現場
の声も汲み上げながら、政府へのチェック機能を果たすのがアメリ
カの伝統で、30人ほどの有力メンバーからなるVIPSは、いま
その急先鋒に立つ市民団体の一つです。
この覚え書きの中でVIPSは、一般教書演説にウラン密輸疑惑
が盛り込まれた問題から逃げようとするブッシュ政権要人たちの退
路を断つとともに、チェイニー副大統領の責任を重視し、その辞任
を求めています。また、虚偽情報による戦争遂行に関して独立調査
委員会を設けること、国連査察団をイラクに戻すことも提案。テネッ
トCIA長官に腹を切らせて一件落着を図る動きを牽制しながら、
逆にこれまで政権内で隠然たる影響力を行使してきたチェイニーを
はじめて指弾しました。
http://www.nationinstitute.org/tomdispatch/index.mhtml?pid=815
(ついでに、TUP愛読者にはおなじみですが、この TomDispatch
は左派 NATION 誌の客員編集者トム・エンゲルハートがほぼ日刊で
配信するメールマガジンで、中身の濃さはピカ一です。)
このほか、すでにラムズフェルド、ウォルフォウィッツ、ライス、
パウエルの辞任を求める声が上がっており、ブッシュ本人までおよ
ぶ本物の「ウェポンゲート」になるのか、あるいはブッシュ辞任ま
では行かなくとも2004年再選阻止の流れにつながるのか、はた
また悲願の再選を賭けてブッシュ陣営が逃げ切るのか、目が離せま
せん。
★そこで重要なファクターは、イラク現地の泥沼化です。
いくつかTUP速報でも伝えられているとおり、しぶとい反米武
装闘争と、ブッシュ政権の迷走ぶり、そして米軍そのものの存立を
脅かす長期占領/駐留の見通しに、前線兵士たちの不満と疲労と不
安(本国の家族も)は爆発寸前。反乱を危惧する声さえあります。
http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/133
TUP速報134号「ある兵士の父親より」
http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/135
TUP速報136号「イラク前線の米軍の士気はどん底」
ベトナム戦争のトラウマを抱える米軍とペンタゴンは、必死で当
時の言葉を避けてきたのですが、ついに新任のアビザイド中央軍司
令官が「ゲリラ戦」を認め、メディアでは「泥沼化」(Quagmire)、
「エスカレーション」など、ラムズフェルド長官の忌み嫌うベトナ
ム用語が次々と現役復帰しています。
しかし最大の問題は、“夢見るネオコン”たちが裏目に出た場合
(つまり現状)の戦後構想をまったく考えていなかったことと、実
数20万人の米陸軍戦闘要員のうち15万人がイラクに釘付けの状
態で、世界的な配備と兵員交代、そして戦費がとうてい持ちこたえ
られそうにないことです。開戦前、「占領要員など2〜3万人で楽
勝!」と豪語したウォルフォウィッツやパールは、すっかり影をひ
そめてしまいました。人間的には、すでにはじまった兵役のなし崩
し延長と、今後の予備役と州兵徴集が、アメリカ社会を根底から揺
さぶるでしょうし、経済的には月39億ドル(4590億円)最近
の見積もりで総額1000億ドル(12兆円)にのぼるとされるイ
ラク占領費用が、至上最大の財政赤字(4550億ドル)に拍車を
かけ、パックス・アメリカーナを蝕(むしば)んでいくでしょう。
実質的に、ブッシュ政権はもう終わりが見えてきました。
http://www.opendemocracy.net/themes/article-2-1366.jsp
http://www.latimes.com/la-na-postwar18jul18,0,7246541.story
http://www.freep.com/news/nw/iraq12_20030712.htm
★そして、われわれ日本人にとっての大問題は、愚かにもこんな戦
争を支持した小泉政権が、愚行に輪をかけて、米英のはまった上述
のような泥沼に自衛隊を派兵しようとしていることです。アメリカ
は軍事的・経済的・政治的な理由で、これ以上兵も金もかけたくな
いし、できるならもっとひどくなる前に自分たちは少しでも引いて、
だれかに肩代わり・尻拭いしてほしいという気持ちに傾きつつあり
ます。米上院がNATOと国連に治安維持部隊の派遣を要請する決
議を、なんと全会一致で採択したのも(調子良すぎない?)、日本
国憲法の制約があることを知りながら(尊重する気なんてないでしょ
うけど)、自衛隊にヘリコプターで弾薬輸送しろだの、一番危ない
バラドへ来いだのと要求するのも、その表われです。
しかし、独仏はもちろん、NATOも本格派兵などでしないでしょ
うし、1万8000人の派兵を期待していたインドも国会が民意で
見合わせを決定し、パキスタン、ポルトガルも保留と、助っ人は尻
すぼみ。ほとんどの国(国民)が、この戦争の偽りと、壊すだけ壊
して収拾のつかない惨状を、きちんと見きわめているのです。ここ
へ自衛隊を送り込むなんて、まったくの自暴自棄、自殺行為です。
これ以上ブッシュに尻尾を振りたいなら、小泉を筆頭に私設義勇軍
でもつくって行けばいいい。専守防衛を信じて志願した自衛隊員を
他国の愚行の犠牲にするのも、イラク人を殺させるのも許されませ
ん。われわれの血税をネオコン帝国に貢ぐのも認められません。
http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/134
TUP速報135号「イラク戦争に関する20の嘘」
★大量破壊兵器の根拠なき米英のイラク侵攻にこだわるのは、戦争
が国家権力の究極の行使だからです。「国家」という社会組織には
いい部分も悪い部分もありますが、平時なら一人殺しても極刑なの
に、大量殺戮を正当化してしまう戦争に国民と税金を動員するのは、
本当に最後の最後の手段でなければなりません。紆余曲折しながら
も、それを必死で抑えようとしてきたのが、19世紀以来の現代史
であり、国連憲章であり、日本国憲法でした。
ブッシュ政権は、その究極の必要悪である戦争を、あまりにも安
易に、あまりにも無理やり、ウソで塗り固めて遂行しました。全世
界がITの目で注視する中、これほどあからさまに戦争への抑制を
失った政府は、前代未聞ではないでしょうか。しかも、その逸脱国
家が、人類史上最大・最強の軍事力をもつスーパーパワーなのです。
小学生でも苦笑するような言い逃れと屁理屈で、この深刻な事態
から目をそらす小泉政権は、ある意味でブッシュ政権やブレア政権
以上の大罪を犯しています。しかも、こと戦争に関して、人類史上
もっとも厳しく抑制した現行日本国憲法はまだ生きているのに――。
こんな大罪を黙認することは、さらなる犯罪と災厄を呼び込む確
実な道です。ブッシュとブレアの戦争責任は、小泉にも同等かそれ
以上に負わせなければなりません。思い出してください。もし小泉
がもっと慎重な姿勢を見せていれば、ブッシュはイラク侵攻に踏み
切れなかったかもしれないのです。
★イラク新法の成立と、自衛隊の派兵を断念させましょう!
(こういう活動もはじまりました)
▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼
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「米兵・自衛官人権ホットライン」
http://www.jca.apc.org/gi-heisi/index.html
不殺生=殺すな! 殺されるな! 殺させるな!
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■自衛官と家族のみなさんへ■
●違法・不当な命令、戦争には「良心的軍務拒否を」!
私たち(兵士と共に反戦を!米兵・自衛官人権ホットライン)は自衛官と家族の
みなさんに訴えます。訴えることはただ一つ。「不殺生=殺すな・殺されるな・
殺させるな!」です。
●「海外出動」それはみなさんの生命・生活・人権の問題です!
自衛隊は12年前、憲法はもちろん国会決議の「海外派遣の禁止」も、さらには
自衛隊法さえも無視し、一握りの閣議決定だけでペルシャ湾へ掃海艇を出動させ
ました。その既成事実化をもって現在、東チモール、ゴラン高原へのPKO出動、テ
ロ特措法でインド洋へ海上自衛隊艦隊が出動しています。
そして、この海外出動の上に、今国会に上程されたイラク特措法案では、米軍
支援の治安・後方支援部隊として約1000名規模の陸上部隊が出動しようとし
ています。この行き着く先は、殺し殺される「戦場」ではないでしょうか?
自衛官のみなさん! みなさんは何のために自衛隊に入隊したのですか? 他
国の「戦場」で殺し殺されるためですか? 自衛隊の本務は「わが国の防衛」と自
衛隊法に規定されているのではないでしょうか? 自衛隊法の雑則や特別立法な
ど、その場しのぎで海外出動の命令が下されている現状。
これはみなさんの人権・生活侵害であり、生命の問題です。みなさんの生命・
人権・生活が脅かされる事態は、取りも直さず、日本ひいては他国の民衆の生
命・人権・生活が破壊されることを意味します。
●米英中心のイラク軍事占領で、民衆の抵抗運動が活発化!
今回のイラク戦争の現状を見てください。武力行使の国連安保理の決議なし
で、アメリカの先制攻撃で始まった戦争。国際社会は、第2次世界大戦後「先制攻
撃」や「政権打倒」のための戦争を違法とし、禁止したのです。それを自ら破
り、「イラク解放」という名目で戦争を開始したアメリカ。多くの国や民衆の
「NO WAR!」という反戦の声を無視し、劣化ウラン弾などの大量破壊兵器をイラ
ク住民に降り注いだアメリカ。生きた人間を材料にして、新兵器の殺傷力を実験
する。そんな戦争を絶対許すことはできません。
自衛官、家族のみなさんはどう思われますか?
戦死した米兵ジャマル・アディソン(22歳)の母親は「ブッシュは他人の息
子たちを戦争に送っている。ブッシュは、戦死者は栄誉に包まれていると説くけ
れど、私は息子がブッシュの英雄になるより、臆病者でいいから、この腕の中に
いてほしかった」といって泣いたといいます。この涙にこそ、戦争のやるせな
さ・本質・真実が見えてきます。
自衛官、そして家族のみなさん!
イラクでの「戦争」は、いったん終息したとはいえ、現在も米軍の長期軍事占
領が続けられており、イラクでの「戦闘」は終わっていません。報道でもこの軍
事占領―治安出動態勢のなかで、4月9日以降、米兵40名が戦死し、イラク市
民の治安弾圧や戦闘での死者は、数百人に上っています。
米英軍のマッキャナン司令官は、「全土がまだ戦闘地域だ」(6・14付朝日新
聞)と言っています。
文化や民族性など異なる国へ、アメリカの「民主主義」を押し付ける政策。さ
らに、世界第2位の埋蔵量の石油資源をめぐる争奪戦と、民衆の生活・人権などの
政策は後回しで、自国の権益追及、拡大に目の色を変える大国の姿が、浮き彫り
になってきました。
そこには、占領政策に対するイラク民衆の抵抗運動が活発化するのは必至で
す。そのようなイラクに、治安部隊の後方支援として自衛隊の派兵が実施されよ
うとしているのです。民衆にとって「日本の軍隊」は、爆弾を落とし、家族を殺
した米軍と同じではないでしょうか。さらに、アメリカは、アフガン・イラクに
つづき北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)にも戦争の魔の手を広げようとしてい
ます。
●違憲・違法・不当な命令・戦争には「良心的軍務拒否」を!
自衛官、そして家族のみなさん!
今はまだ、殺し・殺される「戦場」を実感できないかもしれませんが、日本政
府の政策は一歩一歩「戦場」の扉を開けようとしています。情報収集のための軍
事衛星打ち上げ、戦争(有事)法の制定、最終的には憲法9条の放棄と、みなさん
の生命が左右される状況が刻一刻と差し迫ってきています。シビリアン・コント
ロールどころかシビリアンの暴走が始まったと言えます。
自衛官、そして家族のみなさん!
私たちは、今回の戦争に対するアメリカの世論に違和感を持ちました。それ
は、「戦争に賛成」することイコール、戦場の兵士に連帯・支援しているという
図式です。兵士への支援連帯とは、戦争に賛成し「戦ってこい!」と、兵士を戦
場に送り出すことでしょうか。
たがいの国の民衆同士が殺し殺され、傷つき、悩み苦しむ戦争。戦う理由など
何一つないお互いの兵士・民衆。その生命・人権・生活を守る唯一の道は、戦争
に反対し「戦場に兵士を送るな!」を訴え続けることと確信しています。
戦争とは、それを計画する者は絶対死なない、安全なところにいて命令を下す
のです。戦争のため税金を払い、銃を持ち、殺し合い、家を焼かれ、生活も人権
も破壊され、戦後も心に深い傷を負い、悩み苦しみ続けるのは、兵士であり一般
民衆なのです。
戦争によって、ふところを肥やし、ニンマリするのは、それを計画し命令を下
す「政・財・官」の一握りの者たちであり、実行させられる兵士・民衆には何一
つ利益など転がってはこないのです。
自衛官、そして家族のみなさん!
そんな海外出動命令には当然、みなさんも疑問を持っておられるでしょう。自
衛隊のイラクへの海外出動は、完全な憲法違反です。政府の海外出動命令は、違
憲・違法の命令です。
国連憲章にも違反した米英軍のイラク戦争と軍事占領(→自衛隊の後方支援)
は、完全な国際法違反の戦争・占領です。
「軍服を着た市民」である自衛官が、これらを良心に従って拒否することは、
当然な行動ではないでしょうか。自分たちの生命・人権を守るためにも、違憲・
違法・不当な命令、戦争には、人間として、市民として当然、良心にかけて軍務
を拒否できます!(良心的軍務拒否)
●みなさんの声を「ホットライン」にお寄せください!
戦争に疑問をもち、これからの状況しだいで戦争に行かされるかもしれない
と、不安・悩み苦しんでいる自衛官と家族のみなさん!
みなさんの悩みや戸惑いをお寄せください。みなさんの訴えに真剣に耳を傾け
ます。一緒に考え、一緒に解決の道を探っていきましょう。
弁護士のみなさんにも、法律上の協力を仰いでもらっています。
ぜひ、みなさんの声、本音を聞かせてください。
下記の電話、ファクス,Eメールにみなさんの声をお寄せください。また当ホー
ムページにご意見もお寄せ下さい。
●電話 03−3369−3977
●ファクス 03−3366−4650
●Eメール gi-heisi@jca.apc.org
▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲
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さい。melma! のオンライン登録だと購読者がわからないようになっ
ているので、ぼくのアドレス帳からも直接お送りしてしまう場合が
あります。
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星川 淳(作家・翻訳家/屋久島環境政策研究所)
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