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三百人委員会の「スーパー・サーバント(特級品の召使、学問奴隷)」の一人としての、ミルトン・フリードマン(ジョン・コールマン著『300人委員会』)
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投稿 平成15年07月20日00時29分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)七月十九日(土)
(第六百四十三回)
○徳本栄一郎著
「無法外資―日本をしゃぶり尽くす白い牙」(講談社、平成十五年六月)。
○これは一読に値する。
○この本の二百三十六頁以下、及び二百六十四頁以下。
ここに、ハイエクとミルトン・フリードマン、のことが出て来る。
○そこで、このフリードマンについて、ジョンコールマン博士の
「300人委員会」(KKベストセラーズ刊)が、
どう述べて居るかを調べて見る。
○「300人委員会」(KKベストセラーズ)、七十五頁以下。
ヘリテージ財団の創設メンバーのフォン・ハイエクが
ミルトン・フリードマンに、アメリカの工業を後退させようと目論む、
ローマクラブの計画を総括させたのである。
フリードマンは、三〇〇人委員会の意志を実行するための訓練を充分に
受けていた。つまり、一般的な言い方をすれば、アメリカおよび諸外国、
保守政権の国々の経済を破壊することだと言えるだろう。
フリードマンは、大物ルートヴィッヒ・フォミーゼスと、
アーサー・バーンズの指導のもとでその技術を学んだ。
フリードマンは新しいタイプの経済的異説を創り出した。
いはゆる「自由市場経済」というもので、これはアメリカ国民に仕掛けら
れた最悪のペテンである。
フリードマンの経済政策は、大きく口を開いた谷底へとアメリカを突き
落し、債務はさらに拡大し、貿易赤字の波をさらに高くした。
(前出七十六頁)
○シカゴ大学が、ロックフェラー財閥によって手厚く育成された
イルミナティの世界支配のためのイデオロギー的主要基地の一つである
ことは、既に述べた。
○レオ・シュトラウス学派が、このシカゴ大学から出発して、
全米の政治学アカデミズムを制圧するに至る経過についても、
小紙(週刊日本新聞)で既に述べた。
○日本が、何時頃から、どのようにしてこのミルトン・フリードマンの
経済イデオロギーの制圧下に入ったのか。
これは未だ、良く調べて居ない。
○しかし、フリードマンの前に、
フリードマンの師、ハイエクが問題であろう。
○「300人委員会」は、ハイエクについて次のように述べて居る。
三〇〇人委員会の経済計画は、
マルサスとローマクラブが支援するもう一人の破滅と暗黒の経済学者、
フリードリッヒ・アウグスト・フォン・ハイエクの理論の上に成立して
いる。ハイエクは、長くデヴィッド・ロックフェラーの支配下にあり、
彼の理論はアメリカで広く受け入れられている。
フォン・ハイエクの考えはローマクラブと完全に合致しており、だから
こそ彼はアメリカのエセ右翼団体で高い地位にあるのだろう。
(前出、六十二頁)
○このいはゆる「経済学」問題を、
孤立した経済学の次元に閉じ込めてはならないが、ここでは省略する。
(了)