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一八九〇年から二〇〇一年まで。暴露された世界権力エリートの本音の記録。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年07月15日23時14分
更新 平成15年07月16日00時07分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)七月十五日(火)
(第六百三十九回)
○デニス・L・カディ(Dennis L. Cuddy, Ph. D.)博士著、
「ザ・グローバリスト。ザ・パワー・エリート・エクスポーズド」
(二〇〇一年)
(世界主義者。暴露された権力エリート)
○この本は日本民族有志にとってきわめて有益だ。
○この本は、一八九〇年から二〇〇一年まで、百十二年間の年代記
(クロニクル)である。
○その年代記には、その時々のマスコミ、その他の出版物、記録からの
引用文あり、一々、出典が明示されて居る。
○更に、巻頭に序文、巻末に、結論。
○この年代記を通読して行くと、この百年余の間に、いわゆる
「ニュー・ワールド・オーダー」(新世界権力)が、世界のエリート
権力者によって入念に、一歩一歩、演出されて行く、そのあり
さまが、臨場感を以て、なまなましく、再現されるようだ。
○その起点は、あの有名なセシル・ローズと、そのローズの遺言と遺産
によって運営されて来た、「ローズ奨学資金」の設立である。
○この本の末尾には、付録として、一九五三年に始まるそれぞれの年の
ヒューマニスト賞受賞者の名簿が収録されて居る。
一九五三年から二〇〇一年まで。
○日本では、「第一次ヒューマニスト宣言」(一九三〇年代)、
「第二次ヒューマニスト宣言」(一九七〇年代)、及びその宣言を
発した、世界ヒューマニストの団体について、ちょっと、言いよう
のないほどの無関心の空気が支配的だ。
○この重要な問題についての説明はここでは省略する。
○ヒューマニスト、ヒューマニズム。
これは、日本では、人間主義者、人間主義、と訳される。
しかしこの訳語はおかしい。
これは「人間至上主義」「人間中心主義」「人類独尊主義」、と言った
意味に解しなければならない。
○西洋の文脈では、このヒューマニズム(人間至上主義)は、別名、悪魔
主義(サタニズム)、ルシファー主義、無神論、と呼ばれる。
○と言っても、白痴化ゾンビ化した今の日本人には何の反応もないだろう。
○西洋社会では、ヒューマニストとは、無神論者、ルシファー主義者と
全く同じ。
○このようなものとして、「ヒューマニスト」は新世界権力
(ニュー・ワールド・オーダー)建設のための突撃隊の役割を
果して居るのである。
○ヒューマニスト賞の受賞者(Humanist of The Year, Awards)の一部を
紹介して置く。
○一九五七年 マーガレット・サンガー
一九六一年 ライナス・ポーリング
一九六二年 ジュリアン・ハックスレイ
一九六六年 エーリッヒ・フロム
一九六七年 アブラハム・マズロー
一九六八年 ベンジャミン・スポック
一九七二年 B・F・スキナー
一九七五年 ベティ・フリーダン
一九八〇年 アンドレイ・サハロフ
一九八一年 カール・セーガン
一九九一年 レスター・ブラウン
一九九六年 リチャード・ドーキンス
二〇〇〇年 ウィリアム・F・シュルツ(アムネスティ・インター
ナショナル理事長、CFR会員)
二〇〇一年 S・J・グールド
(了)