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広島大自然科学研究支援開発センターの藤井博信教授(物質科学)らが12日までに、次世代エネルギーとして注目されている水素を、従来の合金より低い温度で、約3倍貯蔵できる新物質の開発に成功した。水素タンクの軽量化によって燃料電池自動車などの実用化に役立ちそうだ。
市川貴之助手(同)によると、研究グループは、リチウムと窒素の化合物が水素貯蔵に有望だとするシンガポール大の研究結果に着目。2種類のリチウム化合物の粉末を、10気圧の水素を封入した中で、より細かい微粒子に砕き、一緒に入れた金属触媒の働きで再び粒子にまとめた。
すると、100−200度で、従来の約3倍の重量比6%の水素を吸収、気圧を下げると150−200度で放出した。反応が速く制御もしやすいため、貯蔵装置の安全性も高まるという。()