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前野徹著「新歴史の真実」(経済界、平成十五年五月)を読む。
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投稿 平成15年07月13日00時46分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)七月十二日(土)
(第六百三十六回)
○この本は、一応は、批評に値する。
○この本のもっともすぐれて居るところは、敗戦後日本の官僚の腐敗
と堕落に対する糾弾であろう。
○この腐敗した官僚制度の元凶は、東大法学部教授横田喜三郎、
だと言う。
○しかし、横田ひとりでは、敗戦後日本官僚制度の腐敗は完成しない。
○もう一人は、吉田茂。
○つまり、吉田茂と、横田喜三郎。
この二人のおかげで、米英イルミナティ世界権力の日本民族皆殺し
侵略戦争は、見事に貫徹した、と成るであろう。
○この見方は、とりあえずは、間違っては居ない。
○けれども、それだけは表層的である。
○いずれにしても、敗戦占領下で、日本の官僚が、そっくりまるごと、
日本民族の抹殺と日本民族皆殺しを目標とする米英イルミナティ
世界権力の忠実な手先、工作隊、極悪売国奴と化してしまった、
その背景は何なのか。
○その謎を解くためには、幕末明治初年に遡らなければならない。
○そして、ここでは、前出、前野著は、真相に迫っていない。
○国際政経学会(昭和十一〜二十年)の業績を真剣に学ぶことが必要だ。
○国際政経学会の機関紙「猶太(ユダヤ)研究」には、明治以降の
高等教育(旧制高校、大学)の本質は、日本のエリート、インテリ、
をユダヤフリーメーソンイデオロギーに染め上げることである。
とりわけ、法学概論、経済学概論、哲学概論、世界史概論のような
ものが、日本のインテリのフリーメーソン化に決定的な影響をもた
らした、と言う趣旨のことが述べて居る。
○そもそも、西南戦争後、日本の国家は、ニセモノ日本であり、日本
民族の敵である。
○日本の国家を運営する官僚を任命する高等文官試験、外交官試験の
内実は、ユダヤフリーメーソンイデオロギー一色ではないか。
○このようなユダヤフリーメーソンイデオロギーの優等生が、官僚と成り、
決定的に日本の国家の中枢を握るのは、明治三十年代、とりわけ、
日露戦争以後である。
○それ以降の日本の国家官僚階級は、日本民族の敵、以外の何者でも
ない。
○だからこそ、彼等日本の官僚は、敗戦と共に、あっさりと、敵米英
イルミナティ世界権力の工作員エージェントに転身することが出来
たのである。
○横田と吉田茂の問題は、こうした、全歴史過程の一部であって、その
すべてではないのである。
(了)