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http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__reuters_JAPAN-119636.htm
[サンティアゴ(チリ) 11日 ロイター] 約3週間前にチリの海岸に漂着した巨大な肉塊のような灰色の物体の正体について、サンティアゴ自然史博物館の科学者は、マッコウクジラの死がいと結論付けた。
科学者らは声明で「DNA鑑定は不要だ。サンプル分析の結果、この種にだけ存在する皮膚腺であることが判明した」と述べた。
科学者らによると、マッコウクジラが死ぬと、体が腐敗し、皮膚と脂肪層でできた半液体状の物体の中で骨格が浮遊した状態となる。
その後、皮膚が破れ、骨格が海中に沈む一方、皮膚と脂肪は浮上する。科学者によると、この時浮上した中身が、タコのような形をしたまま海岸に打ち上げられるという。
[ロイター:2003年07月12日 14時35分]