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03/07/05 (土)
テレビから流れる「MKウルトラ」なる言葉を耳にして、途中からだがフジテレビ系列ゴールデンシアター「陰謀のセオリー」 (1997年アメリカ) リチャード・ドナー監督を観た。MKウルトラについては私も以前にここで書いている。特にジョン・F・ケネディ大統領暗殺において、MKウルトラ計画が関与している疑いがある。JFK暗殺めにゅーの「ロスコーとオズワルド」では電気ショックで記憶を消去し、「マインド・コントロールされたカスチロ」では催眠暗示による殺人が計画の一端として浮かび上がる。さらにCIAは低周波による知覚実験も行ってきた。それより詳しい資料がいま私の手元にある。前々からまとめたいと思ってきたが、いずれまとめてみたい。エシュロンにしろ、権力者たちは一般国民を統制支配するための道具としてこれらを行使しているのは明らかだ。信じようと信じまいと、我々国民の知らぬところでこれら悪しき計画は着実に進行している。ここでは紹介しきれない関連ファイルが散在している。5年前のファイルにもMKウルトラの記述があった。以下・・・
73年にウォルター・リード米陸軍研究所のジョセフ・シャープ博士が行なった実験は、人の声を超低周波の波動として脳に植え付けることができることを証明した。軍はこうした研究を応用することで、超低周波の「声」を聞かせて人を発狂させたり、自殺に追い込んだり、暗殺者に極秘に指令を送る技術まで持つに至った。さらに、超低周波を浴びせることによって、心臓発作を誘発するなどして、人体機能に直接的な影響を与えることさえも可能なのだ。
60年代の前半、コーネル大学の研究者アレン・フレイは、超低周波を人体に浴びせると麻薬、バクテリア、毒物などが血液に浸透しやすくなることを証明したが、彼の研究成果は以後、様々なマインドコントロール実験で使われている。
また、米国工ール大学教授のホセデルガド博士が60年代に行なった動物実験は、電磁兵器を使ったマインドコントロール実験で最も有名なものだ。電磁波をサルの脳に浴びせた実験では、母ザルに乳を吸っている子ザルを放り出させたりと、彼は思いのままにサルを操った。雄牛の脳に電極を埋め込んだ実験では、こちらに向かって勢いよく走ってくる牛の電極に電磁波動を送って、たちどころに殺してみせた。実験を振り返って、「動物たちは電動のオモチャみたいだった」と述べたデルガド博士は、政府がこうした技術を使って戦争回避のために国民を精神的にコントロールするのを望んだという。
米中央情報局(CIA)は、米ソ冷戦時代がピークにあった60年頃、電磁波を使ったマインドコントロールの研究に対して資金提供を始める。中でも『MKウルトラ』プロジェクトは、催眠術やLSDなど幻覚性を持つ麻薬までも使ったことで悪名高く、CIAの資金によって、「離れた場所から電気ショックを送り、人体機能を操作する技術」への研究が行なわれた。極秘で進められたこのプロジェクトは、以下の目的を持っていた。
(1)ターゲットとする人間に特定の機関に対する歪んだ「忠誠心」を植え付け、服従させるようにする(政府機関を訴えた原告などの場合が対象となる)。
(2)ターゲットとする人間の絶望感、怒り、フラストレーションといった感情を煽り、特定の人種、民族、著名な政治家などに向ける(この場合の政治家には米大統領も含まれる)。
(3)ターゲットとする人間が、自殺や殺人といった暴力行為に走るように仕向ける。
ワシントンの国防協会が発行するアンクラシファイド誌の91年8ー9月号で、CIAが電磁兵器を一般の個人に対して使っていたという驚くべき事実が明らかになった。同誌が検証したへムライン大学のレポートには、88年にMKウルトラ・プロジェクトが関与した事例について書かれている。しかし、米政府は「国防」の名目で調査の進行を遅らせ、知らずに被験者となった原告側は結局、裁判もできず、わずかな賠償金で政府との和解に応じることになった。その結果、CIAはマインドコントロール実験をさらに続けていく。
http://popup.tok2.com/home/zundou/Sizen/index.html
すこし古いですが「陰謀のセオリー」は中々興味深い内容です。