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西洋悪魔主義の巣、議会制度を廃止して神国日本の国体に立ち戻れ。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
・・・正直、今の私にはこれに関しての検証は難しいです。お詳しい方のフォロー(議会制度の悪に関し)を期待いたします。さしあたり、孝明天皇暗殺に関しての資料を添付しておきます。
また、太田龍のいう「神国日本」とは、幕末以前の日本のことらしいです。
投稿 平成15年06月24日01時25分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)六月二十三日(月)
(第六百十七回)
○胡蘭成先生は、
日本が明治になって、西洋式議会制度を採用したことの誤りを、
痛撃された。
○この批評は全く正しい。
その通りである。
○しかし、胡先生は、日本亡命の身、である。
つまり、客である。
○客分の分際で、日本に対してモノを言うにも、限界はある。
○日本が、西洋式議会制度を採用したのは何故か。
○それは、単純な話しではない。
○この問題に深く踏み込んで行くことは、亡命客人の身では難しい。
○明治政府が、西洋式に憲法を制定して、西洋式議会制度を立てたの
は何故か。
○それを推進した勢力の言い分は、それをしないと、欧米西洋列強は、
安政条約の改訂を承知してくれない、と言うのである。
○つまり、日本の国家社会の制度を、何から何まで、西洋化した、
西洋化が完了した、そのことを西洋列国に認めてもらって、始めて、
列強は、安政条約の改訂に応じてくれる、との理屈である。
○しかし、それでは、一体、安政条約とは何か。
安政条約の改訂とは何なのか。
○安政条約とは、安政年間に、徳川幕府が、米国と結んだ条約である。
○米国の次に、英国その他のヨーロッパ諸国と、同じ内容の条約を
結ぶ。
○しかし、このとき、孝明天皇は、断乎として、その条約に勅許を
お与えにならなかった。
○かくして、日本の政局の大動乱が始まるのである。
○この肝腎かなめの史実が、今、学校で、日本の子供たちに、教え
られて居るのかどうか、未だ調べて居ない。
○この安政条約は、「不平等条約」、とも称される。
○日本にとって不平等、の意味である。
○それは何故か。
○その不平等性は二項あり。
○即ち、
第一に、日本には輸入品の関税を自国で決める、関税自主権がない。
第二に、領事裁判権。
つまり、西洋人が日本の国内で犯した犯罪について、日本の国内で
犯した犯罪について、日本の国家は、それを罰することが出来ない。
西洋人の犯罪は、その国の日本に駐在する外交官(領事)がこれを
処理すると言う。
○要するに、この安政条約は、西洋列強の日本占領の第一歩、である。
○こんなことは、少々でもまともな常識があれば自明だ。
○戦わずしてこんなものを受け入れた、当時の徳川幕府当局は、
売国奴、
以外の何者か。
○孝明天皇が、その勅許を、頑強に拒否されたのは、あまりにも当然
のこと。
○桜田門外で、井伊大老の首級を挙げた水戸浪士(薩摩一名)の自訴状が、
孝明天皇を千古聖帝、
とたたえたのも当然である。
○西洋式憲法の制定と、西洋式議会制度の開設は、まさに、井伊大老の
売国奴路線の延長戦上に出て来るのだ。
(了)
〜〜参考記事〜〜
<孝明天皇弑逆説>
http://www.asyura.com/0306/tyu2/msg/223.html
安政条約に関して
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/tosikiyo04.htm
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