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ウィリアム・リース・モッグ卿他著「The Sovereign Individual」についての疑問 [週刊日本新聞]
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/422.html
投稿者 乃木 日時 2003 年 6 月 20 日 07:02:54:

「エハン・デラヴィ」と言う人物のウィリアム・リース・モッグ卿他著
 「The Sovereign Individual」評についての疑問
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/

投稿 平成15年06月20日00時39分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)六月十九日(木)
(第六百十三回)

○エハン・デラヴィ著「フォトン・ベルトの真相」(三五館、二〇〇三年
 五月)。

○フォトン・ベルト、二〇一二年十二月二十二日、と言う問題が論じ
 られて居るが、ここでは、その件は省略する。

○今、この本の中で問題としたいのは、この人が、ウィリアム・リース・
 モッグ卿と、J・デビットソン共著「The Sovereign Individual」と言う
 本と、その主旨を大いに持ち上げて居る(百四十七頁以下)、その
 ことである。

○この本の著者は、
 「The Sovereign Individual」を、
 「独立個人」、
 と日本語に訳して居る。

○これからは、「独立個人」の時代だ、と言った風に言う。

○筆者は、数年前から、リース・モッグ卿と言う人物、及び、この
 「The Sovereign Individual」を含む、この人の著作について、批判
 的に論述して来た。

○ウィリアム・リース・モッグ卿は、「卿」、とある。
 これは、Lordのこと。

○ウィリアム・リースは、長年、英国マスコミの主流(ロンドン・タイ
 ムス、BBCテレビ)に位置した。
 そして、しばらく前その功績によって、英国女王によって、Lordと
 言う、上流貴族の称号を与えられたのである。

○その事実だけでも、この人物が、イルミナティ世界権力の中で、とく
 にそのマスコミ界の中で、きわめて重要な役割を果たして来た、そ
 して現に、果たしつつあることが、自明の事実として、浮かび上って
 来るであろう。

○「EIR」誌は、ウィリアム・リース・モッグ卿は、英国(ブリテン)王室
 を中核とする金融寡占権力(オリガルキー)の主席宣伝家、と位置
 付け、何度も、その論文を引用して批判して来た。

○「EIR」誌の、ウィリアム・リース・モッグ卿に対する評価は正しい。

○「The Sovereign Individual」を、「独立個人」、と翻訳するのは
 どうか....
 これでも良いのか。

○Sovereignは、主権を有する、主権者としての、主権的、の意味で
 あろう。

○これは「独立」、ではない。
 「独立」は、インディペンデント。

○ウィリアム・リース・モッグ卿が、「The Sovereign Individual」と言う
 著作で展開して居る内容とそれへの論評は、ここでは、省略する。

○なお、この件は、続報する。
 とりあえず、本書の著者の論述に対する疑問をここに提示して置く。

 (了)

●[注]

○拙著「ユダヤ世界権力が崩壊する日」(日本文芸社、平成十二年、絶版)、
 九十七〜百十一頁
 百二十四〜百二十九頁、参照。

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