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「エハン・デラヴィ」と言う人物のウィリアム・リース・モッグ卿他著
「The Sovereign Individual」評についての疑問
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年06月20日00時39分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)六月十九日(木)
(第六百十三回)
○エハン・デラヴィ著「フォトン・ベルトの真相」(三五館、二〇〇三年
五月)。
○フォトン・ベルト、二〇一二年十二月二十二日、と言う問題が論じ
られて居るが、ここでは、その件は省略する。
○今、この本の中で問題としたいのは、この人が、ウィリアム・リース・
モッグ卿と、J・デビットソン共著「The Sovereign Individual」と言う
本と、その主旨を大いに持ち上げて居る(百四十七頁以下)、その
ことである。
○この本の著者は、
「The Sovereign Individual」を、
「独立個人」、
と日本語に訳して居る。
○これからは、「独立個人」の時代だ、と言った風に言う。
○筆者は、数年前から、リース・モッグ卿と言う人物、及び、この
「The Sovereign Individual」を含む、この人の著作について、批判
的に論述して来た。
○ウィリアム・リース・モッグ卿は、「卿」、とある。
これは、Lordのこと。
○ウィリアム・リースは、長年、英国マスコミの主流(ロンドン・タイ
ムス、BBCテレビ)に位置した。
そして、しばらく前その功績によって、英国女王によって、Lordと
言う、上流貴族の称号を与えられたのである。
○その事実だけでも、この人物が、イルミナティ世界権力の中で、とく
にそのマスコミ界の中で、きわめて重要な役割を果たして来た、そ
して現に、果たしつつあることが、自明の事実として、浮かび上って
来るであろう。
○「EIR」誌は、ウィリアム・リース・モッグ卿は、英国(ブリテン)王室
を中核とする金融寡占権力(オリガルキー)の主席宣伝家、と位置
付け、何度も、その論文を引用して批判して来た。
○「EIR」誌の、ウィリアム・リース・モッグ卿に対する評価は正しい。
○「The Sovereign Individual」を、「独立個人」、と翻訳するのは
どうか....
これでも良いのか。
○Sovereignは、主権を有する、主権者としての、主権的、の意味で
あろう。
○これは「独立」、ではない。
「独立」は、インディペンデント。
○ウィリアム・リース・モッグ卿が、「The Sovereign Individual」と言う
著作で展開して居る内容とそれへの論評は、ここでは、省略する。
○なお、この件は、続報する。
とりあえず、本書の著者の論述に対する疑問をここに提示して置く。
(了)
●[注]
○拙著「ユダヤ世界権力が崩壊する日」(日本文芸社、平成十二年、絶版)、
九十七〜百十一頁
百二十四〜百二十九頁、参照。