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今こそ日本民族は、胡蘭成思想を発見しなければならない。
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投稿 平成15年06月15日01時02分
更新 平成15年06月15日01時15分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)六月十四日(土)
(第六百八回)
○「ソ連をも含めて産業国家主義の世界は今も循環の機能を喪失
している。産業公害だけを取って見ても、プラスチック製品が腐化
せず海水は廃液を浄化し切れず、物質が元に戻れなくなって、自然
環境の均衡を失っては、最早人類の歴史は心不全で倒れたきり、
死ぬおそれがある。」
「現に産業国家主義の世界は大自然の循環法則に対応できなく
なってまさに亡びようとしている。」
(胡蘭成著「日本及び日本人に寄せる」、一七六、七頁。昭和
五十四年一月、日月書店刊)
○ここに、胡蘭成先生が「産業国家主義」と言われるものは、現代、
とりわけ、第二次世界大戦後の、人類を支配する国家体制のこと。
○「まさに亡びようとしている」、
と言われてから二十五年。
○なんだ、まだ人類は亡びていやしない。
○などと、ひとは、嘲笑するか。
○ここに、異色の民間天文学者、木内鶴彦著、
「生き方は星空が教えてくれる」(サンマーク出版。平成十五年四月)
百四十二頁以下。
夜空の「明るさ」が人類を破滅に追い込む。
○一九九四年のこと。
この著者(木内鶴彦氏)は、ヨーロッパの植物学界で発表された報告
を聞く。
○その報告によれば、
十七年後には、世界中の植物がいっせいに枯れはじめ、約三年で
すべての植物が枯れてしまうだろう、と言う。
○従って、二〇一一年には植物がいっせいに枯れはじめ、二〇一四年
にはすべての植物が死滅すると。
○その原因は、光害
つまり、人工の光のために、夜も明るい、
植物は、強いストレスを加えられて居る。
○二〇一一年頃には、植物は耐え切れなくなって、みんな死んで行くと。
○植物が全滅すれば、人間を含む動物も死ぬことは自明だ。
○学者によって、植物が死滅するまでの時間は、十七年とか、三十年
とか、五十年とか、差は出て来るらしい。
○ところが、ヨーロッパの植物学界が、警告しても、政界財界マスコミ
界などは、聞く耳は持たない、と言う。
○これは何を意味するか。
○これは、
(1)現代の世界人類の制度の誤り。
(2)その制度の根本にある理論の誤り。
(3)その理論を生む、文明観の誤り。
に由来するのである。
○このことは既に、胡蘭成先生が、
(1)建国新書
(2)心経随喜
(3)自然学
(4)日本及び日本人に寄せる
(5)天と人との際
(6)中國のこころ
以上、六冊のの著作(日本語)の中で、十二分に論述されて居る。
○西洋は無明(むみょう)である。
○西洋は自滅する。
○このままでは西洋は全人類を道連れにして全滅する。
○それを救い得るものは、人類文明の正統を継承する中国と日本のみ。
○中国と日本が奮起して、日華インドの三国同盟へ。
○そして人類文明の再建へ。
○と訴えられた。
○しかし結局、日本人は、この胡蘭成思想を「危険思想」と見なして
抹殺した。
○そして、無明たる西洋欧米に全身全霊、かぶれ切って人類自滅の
最尖端を、得意満面、
盲走しつつあるのだ。
○胡蘭成先生は、
既に三十年前以上に、
生産を十分の一に引き下げよ、
と言われた。
○立ち止まれ、
日本民族よ!
○正気を取り戻せ!
日本民族よ!
(了)