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明治天皇はイエズス会の傀儡であった(フェルプス)との説
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投稿 平成15年06月13日23時48分
更新 平成15年06月14日00時11分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)六月十三日(金)
(第六百七回)
○フェルプス著「バチカンの暗殺者たち」(未邦訳)
○六百頁のこの大著は、イルミナティの中核体としてのイエズス会の
正体を克明に暴露した、日本民族必読の書である。
○この本は、とりわけ、イエズス会と日本の関係を記述して居る。
○フェルプスは、
明治天皇は、イエズス会の傀儡であった、とする。
○この部分は、拙著「天皇破壊史」(成申書房)の中に取り上げて
置いた。
○イエズス会が陰謀集団の頂点にあり、とのフェルプスの説には、筆者
は同意しない。
○しかし、日本に関する限り、イエズス会が、イルミナティ世界権力
の対日本工作の主力である、との言い方は正しい。
○明治天皇は、イエズス会の傀儡であった、と言う命題は、イエズス会
は、イルミナティ世界権力の日本工作の主力であり、イルミナティ
世界権力は、イエズス会を通じて、イエズス会をして日本工作を実行
させた、明治天皇は、イエズス会を通じて、イルミナティ世界権力の
傀儡であった、と言う風に補強すれば、それで、通用するであろう。
○しかし、それでは、大正天皇以降はどうなのか。
○大正天皇以降も、明治天皇について言われることは、そのまま、
通用する。
○西洋人は、日本について、全くの無知にひとしい。
○無知のままでは、イルミナティの日本工作は成功しないであろう。
○だが、イエズス会については事情が違う。
○イエズス会は日本のみでない、全世界の何十何百と言う民族を、実に
良く、知って居る。
○しかも、日本人は、イエズス会が、日本を含む世界中の民族について、
実に良く調査して居ると言う事実を知らない。
○イエズス会は、何のために、そのようにして世界中を調査し続けて
居るのか。
○その質問をすら、日本人は、未だかって、正しく、提起したことが
ない。
○日本人の殆どは、フランシスコ・ザビエルが、イエズス会創立者の
一人であり、そして、ロヨラに次ぐ、イエズス会ヒエラルキーの序列
第二位、であることをすら、意識して居ない。
○明治天皇のときから、日本の皇室が、イエズス会(イルミナティ)の
傀儡であったとすれば、敗戦後もずっと、そして今も、日本の皇室は、
イエズス会(イルミナティ)の傀儡であり続けて居る、と成るであろう。
○しかしながら、傀儡は、傀儡であることが見えてしまっては興醒め
であろう。
○イルミナティ世界権力、そしてその中核体の一つとしてのイエズス会
は、特級クラスの人形使いである。
○イエズス会は、無数の仮面を付けて登場する。
○日本民族が今なすべきこと、調査すべきこと、知るべきことは多いが、
とりわけ、イエズス会についての調査は、優先事項の一つであることを、
ここに、強調して置きたい。
(了)
●[注]
○渡部悌治著「ユダヤは日本に何をしたか」(成申書房)によれば、
イエズス会創設者ナンバーワンのロヨラ、ナンバーツーのザビエル
は、二人とも、ユダヤ人、ユダヤ教徒、とある。