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ヴァイスハウプト網領(一七七六年)を「発展」させた、
アルバート・パイクの網領(一八七〇年)とは。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年06月09日23時53分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)六月九日(月)
(第六百三回)
○ウィリアム・ギー・カー著
サタン、この世の君主
SATAN,
Prince of This World.
By William Guy Carr
○この本の著者、ウィリアム・ギー・カーは、カナダ海軍の軍人である。
○「将棋のコマ(ポーンズ・イン・ザ・ゲーム)」は、その代表作
である。
○W・G・カーは、一九五九年に死去したが、そのとき、未完の遺著の
原稿を記された、W・J・カージュニアは、一九六六年に、一応、それを
完成させた。
○ところがその原稿が行方不明と成ってしまった。
○一九九七年になって、米国のキリスト教愛国派の団体がその原稿を
入手して、出版した。
○今では、それを、読むことが出来る。
○その第九章に、
ヴァイスハウプトの有名な、イルミナティの六項目の網領(一七七六年)
が引用されて居る。
(1)すべての現存する政府の廃棄。
(2)すべての現存する宗教の廃棄。
(3)すべての私有財産の廃棄。
(4)すべての相続財産の廃棄。
(5)文明化された社会がそこから発展する「細胞」としての
家族の廃棄。
(6)各国の政府に関連するものとしての愛国主義の廃棄。
○この六項目は、消息筋には良く、知られて居る。
○しかし、更に進んで、W・G・カーの前著は、ヴァイスハウプトの後継者
としてのアルバート・パイクが、ヴァイスハウプトの網領の一世紀後
に書いた六項目の網領を掲載して居る。
即ち、
(1)最初の世界政府は、「全体主義的(トータルテリアン)
ルシファー主義的独裁体制」へと構築されなければならない。
(2)最終的な社会的大動乱を生き延びたゴイム(家畜人間
ヒューマン・キャトル)に対して強制される普遍的(ユニバーサル)
宗教は、「純粋なルシファー主義の教義たる真の光」でなければ
ならない。
(3)すべてのゴイム(家畜人間)は奴隷化され、一つの巨大な雑種化
された人間集団(Conglomeration)の中に投げ込まれなけれ
ばならない。
(4)繁殖(ブリーディング)は、ステート(GOD)の要求を充たす
だけの分量とタイプに、厳密に限定されなければならない。
(5)ゴイム(家畜人間)に関する限り、すべての繁殖(ブリー
ディング)は、国際的規模での人工的生殖によってなされ
なければならず、そして、そのために使用されるものは、
男の五パーセント、女の三十パーセントに限定される。
(6)ゴイム(家畜人間)の心の厳重な管理統制は、宗教を含む
すべての過去の知識を除去しなければならない。ルシファー
主義的イデオロギーと、ルシファー主義的独裁体制下の政府
の与える知識を唯一の例外として。
(前出、百七、八頁)
○W・G・カーは、このアルバート・パイクの文章の出典を明示して居
ないが、年代としては、一八七〇年代、と言うことであろう。
○ここで、ブリーディング(breeding)、と言う英語が使われて居る。
○日本語にも、ペット愛玩動物の飼育業者、ブリーダー、として入って
来て居る。
○つまり、パイクは、家畜人間(ヒューマン・キャトル)のブリー
ディング(繁殖)、と言う。
○この文章は、歴史的価値のあるものとして、ここに紹介して置く。
(了)
SATAN,
Prince of This World
By William Guy Carr.
Omni Publications
PO Box 900566
Palmdale,Ca 93590,USA