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Sobigウイルスの亜種「Sobig.C」(w32.sobig.c@mm)がインターネット上に出回っており、5月31日の発生以来80カ国に感染を拡げている。
Sobig.Cは添付ファイル付きの電子メールで届くほか、ネットワークのファイル交換経由でも感染する。実行されると内蔵のSMTPエンジンで自分のコピーを送信しようと試みる。またあるWebサイトからトロイの木馬ファイルのダウンロードも試みるが、このサイトはその後閉鎖されている。これは自己終結型のウイルスで、拡散するのは2003年6月8日まで。このウイルスは電子メールとネットワーク共有を介して感染するものの、システムファイルの損傷などは行わないため、ZDNet Virus Meterでは危険度レベルを10段階評価中の「4」に指定している。
Sobig.Cの電子メールは知人からのメールを装うこともあるが、このアドレスは偽物。件名には「Approved」「Re: 45443-343556」「Re: Application」などと記載され、添付ファイルには「45443.pif」「application.pif」「approved.pif」などのファイル名が付いている。ファイルの拡張子は「.pif」ではなく「.pi」のこともある。
ウイルス対策ソフトメーカー各社はウイルス定義ファイルを更新し、このウイルスに対応済み。詳しい情報はCentral Command、F-Secure、McAfee、Messagelabs、Norman、Panda、Sophos、Symantec、Trend Microなどに掲載されている。