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(回答先: 最近の子供の手相が非常に悪い 投稿者 国破山河有 日時 2003 年 5 月 30 日 13:55:13)
みなさま、
こちらのスレを読んで、11歳くらいだったかしら、デリケートな年頃に、
町のスーパーマーケットに来ていた手相占い師のおじさんの前に座ったら、
『あのね、アンタの歳では手相は見れないの!
十八とか二十歳になるまでは親の運しか考慮しないんだよ!』といきなり怒られてしまい、
無言ですごすごと引き下がった、というほろ苦い記憶が蘇りましたわ。
このスレの話題に関しましては、これまでのどなたのご意見も、それなりに『あり得そうかなあ』と思いながら拝読いたしましたの。
あたくしの思いましたことは幾つかございまして、
1) みなさまは、ご自分のご幼少時の手相を覚えていらっしゃいますでしょうか。
あたくしの場合、幼少時の生命線は、一応ございましたものの影は非常に薄うございました。
運命線なんて、どこをどう見ても、影も形もございませんでしたわ(今は、薄いけど、あるにはあります)。
国破山河有さまも『手相学では、6歳未満の幼児の場合は基本的に生命線は
あまり良くないそうですが』とお書きになってらっしゃいますが、
幼くて手をあまり使わないうちは、生命線に限らず
手の平の皺は、あまり無くとも驚きには当たらないのでは、という気もしなくありません。
あたくし自身の経験から申しましても、独立して家事労働をするようになってから
実際、手の平の皺が急激に発達いたしました。
それまでは、娘時代でも、伯母たちなどから
『まあ、人形の手みたい。家でなんにもしてないでしょ!』って
よくからかわれたものでございましたわ。
日常生活で子供が手仕事をする、手を使って何かをする、っていうことが
近年、以前に較べて、より一層少なくなっているかも知れません。
手を使うことによって発達する脳の部位もあることでしょう。
子供に意識的に手を使わせることが望ましいかも知れません。
お子ちゃま方が、お母様方のお手伝いを沢山なさると、手相も変わるかも
知れませんわね?
テレビを観る、などという受動的な活動やプレステなどのボタン操作程度の遊びだけではなく
手先を使う遊びをさせる、ということは、親の側にも大変な努力が要ることではありますわね。
また、多くの子供自身が面倒がって、そういった遊びを嫌う時代になったのかも・・・
良くないことでございます。
2) アルカポルプス様のご投稿のアマゾン原住民の種の保存のくだりを読んで、
無明舎刊の中隅哲郎氏著『プラジル観察学』という書籍をみなさまに紹介したくなりました。
著者はブラジル生薬研究者、という大変興味深い方でいらっしゃいますの。
色々引用したいところではございましたが、それにしても長くなり過ぎますので
関連しそうなあたりを簡単に抜き書き致しましょう。
* ヒトの歴史およそ400万年のうち、最初のうちは人口は殆ど増えなかったらしく、
人口が倍増するのに10万年かかっている
* 人口急増は1万年ほど前に農耕・牧畜社会で始まった
* 狩猟・採集といった手段で生活する段階では、食料調達能力の範囲内でしか人口は増えない
(食料不足で淘汰されるか出生が少ないかのどちらか)
* 未開の狩猟民族の女性は少産(クン族(ブッシュマン)で平均2,1人、
アマゾンのインディオで平均3,6人)
* 未開民族の女性は分娩間隔が永く、それは、それぞれの子供へ非常に長期にわたって授乳するという習慣によって
引き起こされている(吸乳刺激によって卵胞刺激ホルモンが抑制され、
それに伴い卵胞ホルモンが分泌されず、次の妊娠が起きない)
* 農耕・牧畜社会の安定した食料供給下では人口は繁殖
* そういった社会ではまた、女性も(酪)農作業で多忙であり、授乳期間が短くなるため、
じきに排卵も再開され、次の妊娠につながる
* 定期的な旱魃などの天災に見舞われて多数の死者が出る土地では住民の繁殖力が高い
(天災が去ると、ただちに生殖力を盛り返し、再び多産する)
* 昭和15年(1940年)当時の日本女性の平均寿命は49,8歳、初潮年齢が平均14,7
歳、
結婚年齢20,8歳、長子出生22,2歳、以後10年間に平均5,2人の子供を出産、 閉経年齢44,5歳で4歳違いの夫は既に他界、
42歳ごろに末子が小学校就学、末子が中学2年生ごろに他界、という計算であった
* アマゾンでは現在も平均寿命は50歳を切る(アルカポルプス様のおっしゃった初潮年齢の低さは、
この寿命と関係があるのかも)
* チンパンジーは約40年生きるが、古代の原人の平均寿命は20歳程度とされ、
その当時は4〜5歳で思春期に達し、すぐ生殖能力を持ったと考えられる
* 人間以外の動物は生殖能力を失った時点で速やかに死ぬ
(女性をヒトと思わない石原慎太郎氏の姥いびりに口実を与えるような、イヤな事実でございますわね!)
* 人類は、どの人種でも、類人猿の身体的特徴に較べるとネオテニー(幼形(幼体)成熟)であるとされる
* とくにモンゴロイドに幼形化が顕著で、コーカソイド、ネグロイドほどに性徴が顕在しない
* 中隅氏は、その差を米作りで忙しかった東洋人と、放牧でヒマな間にセックスに励んでいた
(つまりセックスアピールに磨きをかけていた)人種との違い、とする
動物行動学者の竹内久美子氏の説を、一件珍説に聞こえるが、としながらも支持
・・・といった具合でございます。面白うございますでしょ?
ちなみにあたくしは、語学独習がホビーのひとつなのでございますが、
楽しく意欲を持って読解力の向上に努めよう、ということで、
数年前、仏語とポルトガル語のエロティックな告白談のサイトを訪ねまして、
両国の数百という一般人の性的ザンゲ話を収集の上、読破したのでございますが
(これ、特に日常的イディオムの習得にお奨めの学習法でございます)、
いやはや、ブラジルの児童のマセ具合というのには大変辟易させられたものでございます。
あれに較べるとフランス人の性的ファンタジーすら色褪せて見えるくらいのもの。
やはり9歳、10歳というガキどもが、明白に自らのリビドーを認識し、能動的にコンプリートな性体験をするというのは・・・
(能動的に、と申しますからには、初体験時から既に誘惑の手管を体得している、と申しましょうか、
もう完全に『発情した』、『欲し合っている』といったモードに入っちゃってるわけです)。
勿論、ブラジルの、とりわけ女児の体型のマセ具合というのは、もー並大抵ではございません。
色香ムンムン、鼻血ブー、でございましてよ。
日本の女子中学生を見てソワソワなさるような殿方だと過激すぎるかも・・・。
そこで、なのですが、近年の日本の児童の著しい発育・性徴発現の低年齢化については
どう考えるべきなのでしょうか。
国破山河有さまやアルカポルプス様のご懸念もごもっともだと思います一方で、
専門家の方々には、『性情報の氾濫による脳経由の進化』でありますとか
『ゆとり教育の波及効果としての余暇適応モード』といった観点からも
解明を進めていただいてはどうか、とも思います。
久々に長文の投稿をした、と思ったらこういった内容で、
みなさま、失礼を、ごめんあそばせ・・・
かしこ
ぷち熟女 拝