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北朝鮮漁船の相次ぐ侵犯 西海に「緊張」
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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)漁船が今月26〜27日、西海・延坪島(ヨンピョンド)付近の北方限界線(NLL)を相次いで侵犯したことから、99年と昨年、2度も南北間の交戦が起きているNLLに対して軍当局が神経をとがらせている。
北朝鮮漁船は今月26日午後、6隻が集団で1時間にわたりNLLを越えたのに続き、27日には1〜2隻が3度にわたり31〜107分間、各々NLLを侵犯した。北朝鮮の漁船がNLLを侵犯したのは今年に入り4度目だが、集団での侵犯は今回が初めて。
軍当局は当初、この漁船が操業中に単純に侵犯した可能性が高いとしたが、侵犯が相次ぐや、徐々に意図的なものである可能性に重きを置き、北朝鮮の動きを注意深く見守っている。
軍当局はワタリガニの収穫の季節を迎え、付近の海域で中国漁船100余隻をはじめ、数十隻の南北の漁船が操業中であったが、侵犯当時、北朝鮮警備艇は北朝鮮船団の後方に位置し、特別な動きを見せなかったことなどから、単純侵犯の可能性が高いものと見ている。
99年の延坪海戦の際は北朝鮮の漁船と警備艇がともに、昨年の西海交戦当時は主に北朝鮮警備艇がNLLを侵犯している。
しかし、一部の情報分析家らは北朝鮮が西海交戦以降、韓国側の交戦規則が5段階から3段階に縮まり強化された上、海軍が雪辱を狙っているという点などを挙げ、韓国側が強く対応できないよう、警備艇の代わりに漁船を全面配置し、NLLの無力化を狙っていると指摘する。
NLL 論議を浮き彫りにし、NLL付近に南北共同操業区域を設定、北朝鮮の重要な「外貨獲得」手段であるワタリガニの収穫を活性化する意図であるというのだ。海洋水産部 関係者は「今年、延坪島地域のワタリガニの収穫は昨年に比べ、4〜5倍に上る程好調で、今のところはワタリガニのために侵犯したものと推定される」とし、「南北の共同操業は操業区域の設定及び警備問題など、複雑な問題が多いため、南北間に相当の信頼が積み重ねられてこそ可能なこと」と述べた。
一角では最近北朝鮮が麻薬や偽造紙幣など不法的な外貨獲得とミサイル輸出などが難航している状況で、外貨獲得のために積極的にNLLを侵犯、ワタリガニ漁に乗り出した可能性があると見ている。
また、北朝鮮核問題に対する米国の対北朝鮮海上封鎖や経済制裁の動きなどが重なったことから、南北の間で衝突が発生する可能性も提起されている。
特に、最近の駐韓米軍の戦力増強の動きと、韓国軍が進行中の鴨緑江(アプロッガン)演習に対して、北朝鮮メディアは韓米首脳会談の共同声明に明記された「追加措置」のための予備演習だと主張している状況であるため、北朝鮮が挑発する可能性があると指摘している。
?龍源(ユ・ヨンウォン)記者
鄭晟鎭(チョン・ソンジン)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/05/29/20030529000011.html
北朝鮮漁船、3日連続NLL侵犯
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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)漁船2隻が28日、西海・延坪島(ヨンピョンド)付近の北方限界線(NLL)を侵犯した後、北上した。今月26日と27日に続いて、3日連続、北朝鮮漁船のNLL侵犯が続いている。今年に入り、北朝鮮漁船のNLL侵犯は計7回に上る。
合同参謀本部によれば、延坪島の西北方7マイルの海域で操業していた北朝鮮漁船30隻中2隻が、28日午後5時53分ごろ、NLLをそれぞれ0.4マイル、0.7マイル侵犯した。海軍の高速艇が出動すると、午後6時16分ごろ北上した。
合同参謀本部側はこの過程で、高速艇1個編隊(2隻)が出動し、示威機動を展開しながら警告放送を流したほか、哨戒艦が後方で支援態勢を維持したが、北朝鮮警備艇の特異動向はなかったと伝えられた。
軍当局は28日、北朝鮮漁船のNLL侵犯が相次ぐと、北朝鮮側に電話通知文を送り、再発防止を促すなど、積極的な対応に乗り出した。
軍当局は北朝鮮がNLLの無力化と、南北共同操業区域の設定などを狙った意図的な侵犯である可能性が高いと見て、北朝鮮の動きを注視している。
?龍源(ユ・ヨンウォン)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/05/29/20030529000002.html
盧大統領「NLLでの偶発衝突に注意」
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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は29日、大統領府首席・補佐官会議で、最近朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)漁船が相次いで西海の北方限界線(NLL)を侵犯したことと関連、「偶発的な衝突が起きないよう格別に気を使ってほしい」と指示した。
これと関連、潘基文(パン・ギムン)外交補佐官は「国防部の要請を受け、統一部が北側にメッセージを伝えた」と述べた。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/05/29/20030529000015.html