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(回答先: イラク人は身を守る権利ある=武器回収問題でシーア派指導者 [ロイター] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 5 月 27 日 19:48:58)
銃に見るアメリカの身勝手さ。
かの有名な1791年に制定され今に続く、合衆国憲法修正10カ条の
内の、修正第二条は言う。全文を書き出してみると、
「規律ある民兵(ミリシア)は、自由な国家の安全にとって必要である
から、人民の武器を保蔵しまた武装する権利は、これを侵してはならない。」
である。アメリカ人にとって、西部劇に出てくるだけでなく、もっと民主
主義とか自由と言う観念に根ざした哲学的な問題を含んでいるのだ。銃を
規制しようとすると、全米ライフル協会会長、バ−トランカスター(だっ
たっけ?)あたりが出てきて猛烈に反対する。銃器メーカーなども、哲学
からと言うよりは金儲けのためにだけど猛烈に反対する。
そういう、動機が不純であるにしろ何にしろ、それが受け入れられるだ
けの文化的環境がある。それが、自分たちに銃を向けるかもしれないと言
うことなのだろうけれど、イラク人には禁止だもんね、、、。
※勝てば官軍、負ければ賊軍で、今ではフセインはぼろ糞に言われている
けれど、フセイン政権下で、銃の所持は自由だったらしい。これは、フ
セイン時代のイラク社会を見る際の重要な目安だ。本当に言われるよう
に悪政ばかりの独裁者だったら、民衆に銃を所持させるなんて怖くてで
きないはずである。