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[マドリード 26日 ロイター] スペインの統一地方選は25日投票が行われ、野党・社会労働党が最多得票を獲得、イラク戦争で米国を支持したアスナール政権に有権者の厳しい判断が下った。
統一地方戦は1年後の総選挙の前哨戦とされており、開票作業がほぼ終わった99.3%の段階で、社会労働党が34.76%、中道右派の国民党が33.85%の票をそれぞれ獲得した。
得票に大差がつかなかったため、双方が勝利を宣言する結果となったが、社会労働党の得票数が国民党を上回ったのは1991年以来。
ただ、アスナール首相のイラク戦争支持に対する有権者の反発を追い風にしながらも、社会労働党指導者として初の全国規模の選挙をたたかったホセ・ロドリゲス書記長は、アスナール首相の根強い人気を打ち砕くことは出来なかった。
スペインでは、昨年11月に起きたタンカー「プレスティージ」の重油流出事故とイラク戦争に対する大規模な抗議行動が行われてきた。
このような状況にもかかわらず、国民党は、地方議会の総議席数で第1位となる見通し。首都マドリードでも市長選に勝利。また、アスナール首相夫人のアナ・ボテリャさんが同市議選に当選し、政治家デビューを果たした。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=SIGOUZOBQO10ACRBAE0CFFA?type=topnews&StoryID=2815859