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そこまでしなければ安心できない、というのが欧米の論調だが・・
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/2931044.stm
アメリカもイギリスもヒステリックだなあ、というのが日本の平和ボケした感覚ではないでしょうか。
いったいここまでイスラム狂信者の脅威が大きくなることが予見できたものは旧ソ連軍がアフガンから撤退した1989年にいただろうか。
現在も相変わらずロシアはチェチェンに手を焼いている。しかしもしこのロシアでさえてこずるイスラム狂信者にたいする手ごわい戦いに欧米を巻き込むことができればと考えたものがおり、それに現在成功しつつあるとすれば、イラク戦争ははじまりにすぎないだろう。もしかしたらそれはロシアも望むところだったのかもしれない。アフガンへの侵攻がソ連の崩壊をもたらしたようにイラクへの侵攻がアメリカの没落を呼ぶか。イラクの占領がテロを終わりのないものにさせる。旧ソ連がアフガンから撤退したようにアメリカがイラクから撤退する日は来るのだろうか。もしそれが実現すれば中東におけるアメリカの覇権は終焉していることになるだろうし、原油価格も高騰しているにちがいない。