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2003年5月22日(木)8時0分
[ドバイ 21日 ロイター] 米同時テロの首謀者とみられている
オサマ・ビンラディン氏の側近が米国やイスラエルに対する聖戦を呼び
かけたことで、新たなテロへの懸念が高まっている。サウジアラビアで
は、米同時テロ型の航空機乗っ取りが阻止された、との情報もある。
米軍は、先週サウジやモロッコでの自爆テロ事件を受け、最高度の警戒
態勢をとっている。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは、ウサマ・ビンラディン氏
率いるアルカイダの幹部、ザワヒリ氏のものとする音声テープを放送。
このテープで、ザワヒリ氏とされる人物は、イスラム教徒に対し、米
国、英国、オーストラリア、ノルウェーの各国大使館や企業などを攻撃
するよう呼びかけている。
一方、サウジの消息筋によると、同国で3人のモロッコ人が逮捕さ
れ、航空機を使った自爆テロが阻止された。英国の外交官は、サウジの
危険度はこれまでになく高まっている、と指摘している。
エジプトは、サウジの首都リヤドで起こったような外国人の死傷者が
出る自爆テロを警戒、大使館や外国人の住宅の周辺、観光地での警備を
強化している。
http://news.lycos.co.jp/topics/world/terrorist.html?d=22reutersJAPAN114861&cat=17