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ソウル 5月21日(ブルームバーグ):企業再生の専門家として著名な米投資家、ウィルバー・ロス氏は21日、ブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで、北朝鮮の核兵器開発をめぐる緊張が緩和していると指摘し、韓国の鉄鋼や金融産業への投資を1年ぶりに再開する可能性を示した。
ロス氏は先週の盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領の訪米について、ブッシュ大統領との首脳会談を含めて「大成功を収めた」ことに勇気付けられたと述べた。また、「大統領訪米やその後の動向から、緊張が緩和しつつあるとの印象を受けた」とし、「韓国投資の再開はさほど危険ではない環境だと認識している」と語った。
ロス氏のこうした姿勢は、北朝鮮問題の7カ月にわたる行き詰まりで金融市場が混乱してきた韓国にとって朗報だ。韓国の通貨と株価指数は1−3月期にアジアで最悪の値下がりを演じている。
ロス氏は企業買収を通じ、米インターナショナル・スチール・グループを北米最大の鉄鋼メーカーに押し上げた人物で、同社の会長を務めている。98年に破たんし経営再建中の起亜特殊鋼をめぐっては、米証券大手ゴールドマン・サックス・グループと提携して3億6000万ドル(約420億円)で買収を目指している。同氏は起亜特殊鋼に「技術面と経営面から支援」する考えで、同社と来週までに暫定合意に調印し、第3四半期(7−9月)に買収を完了させる可能性を明らかにした。同氏はまた、東洋生命に部分出資しているが、銀行を除いたほかの金融機関への投資にも「極めて関心がある」と述べた。
ソウル Youngsam Cho 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo
Last Updated: May 20, 2003 22:25 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=as_U.DLoD4B4&refer=top_kaigai