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【ニューヨーク=河野博子】21日午後5時(日本時間22日午前6時)ごろ、米コネティカット州ニュー・ヘブンの名門、エール大学ロー・スクール(法科大学院)の教室で、爆発物によると見られる爆発がおこり、教室内の壁が崩れるなどした。 記者会見した同市長によると、当時教室やその周辺にはだれもおらず、けが人はなかった。米連邦捜査局(FBI)のテロ対策班とニュー・ヘブン警察が爆発原因を捜査しているが、これまでのところ、国際テロ組織の関与を示す兆候はないという。同大は米東北部の名門8大学からなるアイビーリーグの1校で、ブッシュ大統領やクリントン前大統領夫妻が卒業した。1978年から17年にわたり死傷者31人を出した「ユナ・ボマー」連続爆弾事件の発生場所の一つで、1993年に郵便爆弾の爆発で教授1人が大けがを負った。同市の人口は約11万9000人。
米政府は20日、米本土と海外の米国関連施設に対するテロ危険度を1段階引き上げ、上から2番目にしたばかり。
(2003/5/22/11:18 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030522i403.htm