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国民皆兵によって武装中立を守る「ハリネズミ国家」スイスが、軍の規模を大幅に縮小、720
万人の国民全員分あるといわれる核シェルターの設置義務も緩和するなど、国防のあり方を変え
る。すでに、国会で関係法改正案が通り、18日の国民投票で大差で承認された。
スイスに常備軍はなく、職業軍人は訓練にあたる将校などに限られる。かわって男子の国民は原
則として全員が民兵としての訓練を受け、有事には35万人を動員できる体制となっている。
今後は、予備役8万人を含め22万人体制となる。これを受けて42歳だった退役年齢が30歳
代に引き下げられる。
軍の組織も大幅に改変され、スイス人が誇りにしてきた山岳戦用の自転車強襲部隊が廃止される
一方、ハイテク化が進められる。また、軍団、師団をなくし、小回りのきく部隊編成となる。
任務も、テロへの備えや、国際的な平和維持活動への参加などの比重が増えていることを受け、
訓練の内容や、訓練期間を多様化する。
シェルターの整備を含む「民間防衛」のあり方も、自然災害対応など、戦時以外をより重視した
ものとなる。 (05/18 22:47)
http://www.asahi.com/international/update/0518/008.html