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(回答先: ■側近中の側近が亡命か 朝鮮半島・実況中継 52号 投稿者 十夜 日時 2003 年 5 月 20 日 20:30:24)
吉在京氏は2000年6月に死亡
連合ニュースなど謝罪
【ソウル19日武田滋樹】韓国の通信社、連合ニュースは十九日午後、社告を通して、北朝鮮の金正日総書記の側近が米国に亡命したとする十七日の同社記事が事実でなかったことを認め、謝罪した。同ニュースの記事を引用報道したKBS放送なども同日、謝罪放送を行った。
ニュースは、亡命したとされた労働党中央委員会書記室の吉在京(キル・ジェギョン)副部長は二〇〇〇年六月七日に死亡し、平壌の兄弟山区域にある愛国烈士陵に埋葬されていることが、現地の墓碑の写真で確認されたとしている。
これに関し同日付韓国紙・中央日報は、今年二月十七日、南北歴史学者共同学術討論会の取材のため訪朝、平壌の兄弟山区域シンミ洞にある愛国烈士陵(国立墓地に相当)を訪問した時に撮影した約二百枚の墓碑写真の中にあった吉副部長の墓碑を掲載した。墓碑には、吉副部長の顔写真とともにハングルで「吉在京同志 党中央委員会副部長 1934年10月18日生 2000年6月7日逝去」と書かれている。
同紙によると、吉副部長は九二年四月、ウガンダ大統領と金日成主席(故人)の会談に同席した後、全く姿を現しておらず、療養説や死亡説が出回っていた。また、韓国政府の北朝鮮人名ファイルでは二〇〇〇年六月、党中央委中央委員となっており、それなりの活動を行っていたという観測もあったが、同紙は、吉氏が「九〇年代後半に政治の一線から退いて療養中に死亡したものとみられる」と報じている。
一方、吉副部長とともに米国亡命説が提起された北朝鮮の韓ミョンチョル朝光貿易公社副社長は十八日、マカオから韓国マスコミ各社と通話し、吉副部長が既に死亡して愛国烈士陵に埋葬されていることことを伝え、「私はマカオで正常に勤務している」とし、「今度の報道は似非記者たちが政治的目的をもって悪意的に報道したもの」、「名誉毀損を受けたので該当マスコミに訴訟を行う」(いずれも中央日報による)などと語った。