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アンマンの国際空港で毎日新聞写真部記者、五味宏基容疑者(36)の手荷物が爆発し6人が死傷した事件で、ヨルダン軍検察は19日、過失致死傷、爆発物所持の罪で同容疑者を国家治安法廷(軍事法廷)に起訴した。
司法筋によると初公判は20日に開かれ、1週間前後で判決が言い渡されるとみられる。
ヨルダン王室筋によると、アブドラ国王は判決後、対日関係を考慮し、特赦などを出す用意があるとされ、有罪で実刑判決の場合でも、同被告は釈放される見通し。
今月1日の事件では、五味被告がイラク戦争取材中に拾い「記念品」として持ち帰ろうとしたクラスター爆弾の子爆弾が、経由地のアンマン空港で爆発、警備員1人が死亡し5人が負傷した。
五味被告は「既に爆発済みと思っていた」と供述。また死亡した警備員のアリ・サルハン曹長の遺族は、爆発は「事故」であり、同被告を許すなどと明記した文書に署名。ヨルダンの裁判では、遺族の意向が量刑に反映される場合が多く、有罪判決の場合も罰金刑などに減刑される可能性もある。
検察側は故意ではなかったと判断し、故殺罪(計画性のない殺人罪)ではなく、過失致死(禁固6カ月−3年)で起訴。爆発物所持罪の量刑は禁固7年半−15年。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/030519/0519kok134.htm